2015/04/27

北斗七星


こまっちゃんが尾道の銘菓を買って来てくれる。
苺どらやき熱は一旦お休み。

土曜日は、他の島へ行くのに誘われていたのが延期になったので、思いがけず久しぶりのオフ。こまっちゃんは猛然と庭の草を刈る。そんなに大きな庭では無いけれど、こちらに来てから草達は成長スイッチが入ったようで着々と茂り、近所のおじいちゃんにも「蚊が出るよ」とアドバイスを頂き、彼は黙々と枝草の山を築いていく。
その間、わたしは東京から連れて来た風呂椅子のヨゴレなどを磨く。こまっちゃんがいる間にみくりんとお風呂に浸かろうと思ったら、バスタブたっぷりの水を張ってしまう。しばらく凹む。それを使って、同じく東京から連れて来た洗濯槽のヨゴレなど落とす。
翌日曜日は、朝7時から町内のゴミ拾い。こまっちゃんはその日も、ご近所のおじちゃんおばちゃんと、道脇に伸びた草を刈り、枝を払う。わたしはみくりんを背負って、友達になった小学生兄妹と菓子袋を拾ったり、海に落ちているビニールを拾ったりする。

島に一つあるホームセンターで、やっと物干し台を購入!お店で軽トラを貸してくれるので自分で運ぶ。島を軽トラで走っていると島民度が上がった気がするな!
藤棚が満開の広場を見かける。手入れされていて、見事。5月の頭には藤祭りがあるらしい。

口内に大きな口内炎が出来る。いもけんぴの食べ過ぎ…油で揚げてるんだから…。

Iターン組による、サロン的な集まりに声をかけて頂く。
出されたものが美味しすぎて、「東京を出て良かった…」。
そのまま足を伸ばしてスペシャリティコーヒーが飲める焙煎のお店へ。急傾斜のみかん畑の先に海が広がって、時々船も通り、コーヒーも美味しく、天気は晴れ。ああ…。
みくりんはお乳を飲んで寝ている。

わたしは島の南側から見る海の景色が特に好きだ。
そう言うと、こまっちゃんもそうだと言う。
南側に大島と愛媛が、西側に遠く、広島に属する島々がグレーに見えるのが一望出来る。コーヒーのお店があるのは南側。

少し寄り道をして、島のメインスポットである大山祇神社が、かつてあったのでは?と言われている祠を見に行く。
見るなり、息を飲むような、浄化されている地である、というようなパワフルな感じがする。
とてもとても小さく、林と民家の合間にあって、大山祇神社の手厚さとは何もかもが違う、けれど西日が差し込んで、そこだけ光が当たって、遠くに白い花の群生しているのが見えて、どんな歴史があったのか分からないけど、ここは特別な場所だというのを感じる。

こちらに来てから、方々で祭りの話を聞く。
島の祭りは9月。
地域によって様相が異なるらしく、熱いエリアでは小学生が祭りの為に平日学校を休むそう。祭りでは子供たちも重要なポジションを担っているよう。
保育園に入園すると、まず最初の保護者会は祭りの打ち合わせ、など、まだ全貌が明らかにならんが、一体どんだけすごいんだ…。

夜、喧嘩をして、みくりんをこまっちゃんに頼んでちょっと一人になろうと外に出る。
が、どこに行けばいいんだろう…。
玄関先でおばあちゃん達が立ち話していたので、こんな時間に出かけるのか、と思われるのもな、と、色々憚られて、外の鉢植えの雑草など抜いてみる。

星がきれいだった。