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2018/06/17

「片付けちゃだめ」という作品


カシミアのカーディガンはすんなりと手元に戻り(参照:灯りが点いたわよ!)、今週の営業日も無事に終える。定休日の日曜日には地域主催のお祭りがあったので、こまっちゃんはそちらにもパンを出品し、明日の早朝から8日間ひとり東京へ。今回は帰省して家族のサポートするのの他に、お世話になった方に呼ばれて早稲田大学の学生にお話をすることになっているのだそう。学生さんがこまっちゃんの話にどんなことを期待しているのかちらっと見させてもらったが、エディンバラ大学院→外資系マーケティング→田舎→パン屋というダウンシフトの振れ幅にどうも興味を持たれるらしい。早稲田の学生さん達に魅力的だと思われていることを知ってみるみる活力を取り戻すこまっちゃん。最近の食パンを目当てに来てくださるお客さまの増加に伴い、倍の量を焼いた土曜日。しかし平日はそうでもなくとも、休日というのはシンプルな地味なパンより華やかなパンが求めらるのだね…なるほどそれもそうだよね…、しかし心配したものの結局地味でシンプルなパンも全部お客さまの手元に渡って行ったので、最近は「パン達は初めから行き先が決まっている」という気がしている。色んなケースがあるが、ポジティブな気持ちで焼かれたパン達は不思議と見ているとそういう感じがする。そこにあまりわたし達の手は介入できない。それにしても土曜日の最初の2時間程は完全に手が足りていなくてお客さまにも申し訳ないので、誰かに来てもらうか、それともこの感じは一時的なものなのか、一時的な状況で何かを判断してはいけないよね、などと話して、おお、なんだか自営業っぽい会話だな!今日の晩は3人でゆっくりご飯を食べに行って、大満足のともちゃんでした。