m-menu



2022/01/05

ゆくとしくるとし




年の瀬の散歩、去年のクリスマスリースは子供と合作、12月に出版された島の親友吉野かぁこさんの本の写真。2年ぶりに帰省して、実家の最寄りの駅前のロータリーで「お母さんが捕まったの、ここだよね!」と、わたしがバス専用レーンに自家用車で入ってしまって罰金取られたことを忘れずに、場所まで覚えているみくりん。君、あの時5歳だったよね。忘れないんだな…。楽しかった公園も全部忘れずに、3つはしごで駆け回り、おじいちゃんも日課の1万歩を連日クリア。こまっちゃんは彼の実家で過ごす。クリスマスリース、夏休みにみくりんが育てたあさがおの蔓を、学校の先生がリースの形にして乾かしてくれていた。楽しい試み。吉野かぁこさんは、大三島にきてから一緒にコミュニティラジオをやったり、ごはんをたべたり、長くしゃべったり、とにかく彼女のおかげでわたしは東京にいた自分と島にいる自分をとても効率よく統合できたような気がする。かつて「いつか本にしたい」と言っていた彼女に持たされたテーマを、あれから3年経って、作品が形になり、その原型を読ませてもらった時、彼女の初志貫徹した意思の強さや志の高さに感動したのとは別に、あまりに作品が面白くて魅力的で、これまでに読んだことのない叡智に驚いた。その総量が3分の1くらいに圧縮されて、「Voyger(ボイジャー)」という本になり、花伝社さんより出版されました。ぜひたくさんの人の目に触れて欲しい、長く愛される本になると思います。