新たな展開。

シールを耳に貼ろうとしているので乙女心が育っているのかなあと思いつつも、全部のシールを灯油ファンヒーターの背面の穴に詰めているところを見つかって、ともちゃんに怒られるみくりん。こまっちゃんが帰って来て、みくりんと二人の腹時計に合わせた気ままな生活も終わり。たくさんのCICOUTE BAKERYのパンのお土産！こまっちゃんは実りあるパン作りの研修だったよう。相変わらず店舗の物件については模索中。しかし、いつか、そうなる可能性もあるかもしれない、そうなったらいいなあと思っていたことが現実に。超強力なメンバーが、まるまどのお店に加わってくれることになりそうです。

出張残り5日

photo by tomo-chan

別れ際、「酵母の管理、お願いね！」と言われ、ああ、そうか…でもどうやってやるの？と思った時には車上の人。こまっちゃんの出張中、みかん酵母のかけ継ぎを代わっているともちゃん。雑菌などが入って酵母を駄目にしてしまったら一大事だ。かけ継ぎ自体は簡単であるが、6時間発酵機で発酵させてから冷蔵保存するのに、「あ、酵母やらなきゃ」と思い出すのがいつも午後6時頃。それにしても、去年こんなに寒かっただろうか…？覚えていない。今月の前半までとっても暖かかったので油断していたが、ある温度を境に、ずーっとストーブを焚いているのに部屋がちっとも暖まらん。布団の中も朝まで冷たい…。そりゃ畳の下は板一枚、その下は土だものな。スーパーで「丸ハギ」を買ったのであるが、「煮付けにしたいんだけど、ウロコとか取るんだよね…？」と、こまっちゃんに電話のついでに相談。「ウロコとかないよ。皮剥ぐんだよ。簡単だからネットで調べてごらん」と言われ、「ハギを捌いて煮付けるなんて、島暮らしっぽいなあ〜！」などと思っていざ冷蔵庫のハギを出したら、すでに皮は剥かれてあった。そんな見分けもつかない島暮らし2年目が終わりに向かっている。

寒波week

1/14撮影のNGショット

寒波が来て急にぐっと寒くなる。海が時化て、雪がばらばら降り、晴れ、さんさんと陽が輝く中またばらばらと雪が降る。寒さの中、島の友達と会って飲んだり笑ったり泣いたり、豊かな時間。こまっちゃんは出荷用のパンを焼き、東京でのイベント用にパンを焼き、今日は小学生にパンの課外授業（しかもテレビカメラが来るらしい）、そしてその夜東京へ発つ。ともちゃんは頼まれた敬老会の新年会でのライブが終わったので、存続が危ぶまれる公民館併設の図書室で借りたムーミンを心静かに読んでいる。借りる手続きも、借りた本を元の戸棚にしまうのも、部屋の電気をつけるのも自分でやるシステムの図書室。小さいながら気になる蔵書多数。

さーて、と

西に向かって車で走ると夕陽がぎらぎらと眩しく、反対側には白い大きな月が山の上から出たり入ったり。大きな船がいくつもいくつも明るく海に浮いていた。わたし達が住んでいる島の東側でしっとり山の向こうに沈んで行く夕陽と、島の西側で感じる夕日は全く違う！チャーハンは最近毎食ご飯を作ってくれているこまっちゃん作。「今年中に物件が決めないとね、そろそろ本格的に動き出さないとね」とそわそわし始めていたここ数日、完全にあてにしている助成金の申請が来年度は実施されないという情報を聞き、来月末までに決めないと申請出来ない！という事態でざわついている我ら夫婦。

ころころビー玉

島の冬、晴れた日は雲一つなく、ぽかぽかととても穏やか。友人が送ってくれた大好きなコーヒーが届く。コーヒーは楽しいなあ、エンターテイメントだなあ。美味しくてつい飲んでしまう。昨年はけんかばっかりしていた我ら夫婦。年明け、友人の話しをヒントにこっそりあることを実践したら、みるみる新しく良好な関係に。「奥さんが日々褒めてくれる男の人生は幸せだろうなあ…」と、ヒトのことを想像して、はたと我が身を振り返る。他人の想像は簡単に出来るのになあ！来週、隣の集落の老人会で歌を頼まれたので、必死で練習している。必死のパッチ。

謹賀新年

photo by tomo-chan

年末年始はお互いの実家へ。関東平野は連日快晴。毎日沢山食べて、大三島の家にはないテレビを見て、思いがけず友人に会えたり、こまっちゃんは映画を見たり、緩んで帰る。島に帰って、大山祇神社へ初詣へ。心を引き締めて楽しくもチャレンジングな日々がまた始まる。ともちゃんのおみくじは凶。おみくじの言う通り心を落ち着けて、お参りし直して、もう一度引いたら大吉だった。翌日は友人夫婦が泊まりに来てくれて、楽しい時間。島の年始、思っていたより暖かい。