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【訂正】お店からお知らせ

 年末年始の営業日 12/28(木)、29(金)、30(土)…営業 1/4(木)、5(金)、6(土)…休業 11(木)、12(金)、13(土)…臨時休業 2週目より営業再開予定でしたが、店主が仕込み中に足の甲を骨折してしまい、予定通りの再開ができなくなってしまいました。 来店を予...

2019/12/23

元気になったスマイル


12月。みくりんは1週間おきに熱を出し、友人宅の素敵なクリスマス会にお呼ばれし、つま先から頭のてっぺんまで楽しんで、翌週保育所の発表会を病欠…。ひと月前くらいから練習して、セリフも覚えて、ともちゃんも楽しみにしてたんだけどなぁ!でも39度まで出ちゃったから仕方ないです。冬の大三島、とにかく柑橘が美味しいし、島のキウイも美味しいし、島のアボカドもこれまで食べたことないくらい美味しいし、葉野菜ももりもり食べて、普段はささっと作れるご飯ばっかりなのだけど、みんなで集まってご馳走を頂いて、部屋を暖かくして、子供が走り回って、楽しくて、話し足りないなあ、人に会うって楽しいなあ、もっと人に会いたいなあ、と思った師走でした。今日は午前中車で出ると海がきらっきらっして眩しく、午後ざっと雨が降ったらば山を背景に虹がかかっていた。みくりんはすっかり熱も下がって機嫌も良く、みかんの皮にて作品を制作。

2019/12/12

年末年始の営業

年内は休まず営業いたします。

年始は、帰省のため
2020年1月9日(木)からの営業となります。
また、
1月12日(日)は臨時営業いたします。どうぞご利用ください。
(※翌週からは通常通り木・金・土の営業になります)

よろしくお願いいたします。

2019/12/08

まるまど日記5周


11月に開催された大好きな弓削島の「てしごと市」と、12月に同じく弓削島での第2回パンフェス、どちらも天候に恵まれ、今年のイベント出店は無事おしまい!訪れてくださった皆さま、どうもありがとうございました。こまっちゃん、本当に頑張って焼いてくれました。みくりんも本当に軽快に楽しんでついて来てくれました。今週のともちゃんは、お店に飾るリースを一生懸命作る。我が子が、方々にあるクリスマスツリーやクリスマスリースを見て(どんなにペラペラでも)本当に心から喜んでいるので、島の子たちに植物で作った美しいリースを見せてあげられたらいいなあと思ったのです。島でたくさんのハーブを育てていらっしゃる七曜工房さんが、エネルギッシュなローズマリーやローリエやマートルやセージやユーカリやパンパスグラスをたくさん分けて下さいました。美しいリースを作るのは想像通りに大変難しいことでしたが、楽しんで作ることができました。そして今日は、3人で我が家の食卓で結婚祝い。わたし達が出会ったのは共通の友人のけいた君の誕生日で、彼の誕生日に婚姻届を出しました。入籍して7年、出会ってなんと10年にもなるのか!うわー。

2019/11/25

ことば考


ぴゅーぴゅー寒くて、もうこのまま冬になるのかと思ったら、今日はもやもやとあったかい。瀬戸内の海もなんだかもやがかっていた。裏の小山もやっと紅葉してきたところだから、大三島はまだ秋がこれからなんだなあ、隣の家のイチョウの紅葉もまだだし。今時期は温州みかんの収穫に農家さんは大忙しだそう、畑にお弁当持って行って昼も帰らずに作業しているんだとか。我が家でもみかん食べ始めているけど、もうなんだかやったらめったら美味い!温州みかんの時期の前の品種の早生(わせ)みかんは(見た目も形もそっくり)地元の人には「縁起物だからね、でも美味くない」と言われてしまうのだけど、いえ、もう、全然美味しいんですが…。ある寒い朝、保育所に送る車の中で手が冷たいというともちゃんに、「こうやって手をひざにこすると、手がぬくくなるんで」と教えてくれたみくりん。「温(ぬく)い」という言い方が、東京ではともちゃんの祖母だって言わなかったし、「なるんで」という言い方といい、小さい我が子ながらおばあちゃんに優しくてされているような気になった。ともちゃん古典が好きだったので、古語が今も日常に生きている様子がとても面白い。「今行くけん待っとき」という時、「今行くから待ってなさい」という意味なんだが、一つ隣の島から北、広島側では「今行くけぇ待っとき」になる。愛媛の人は「けぇ」と言わない。しかしともちゃんはつい「けぇ」と言ってしまう。「けぇ」の方が言いやすくてつい…。

2019/11/18

即席バスケットゴール


秋たけなわ。11月のイベント出店が2つ終わり、色々ありながらも日頃助けて頂いている方々に助けていただきながら、体をなんとか整えながら、ちょっとほっとしてお家で美味しくご飯を作り、家族の時間を過ごす。桜の葉がすっかり落ちると、パンがぐっと美味しく感じるように思われる。朝はいつもご飯だったけど、みくりんの希望で最近の朝食はいつもパンに。こまっちゃん、お店ではココアの生地のパンなど、ラインナップを冬仕様に、またバケットの焼き時間を変えて、島に住むフランス人の方の好みに近づけるように固めに仕上げたり、ちょこちょこと変化があります。イベント中はいつもほったらかしにされてしまうみくりんが気がかりなのだけど、どんどん友達を見つけて延々と飽きずに遊び続ける様はなんとも頼もしく、本当に本当に楽しそう。

2019/10/26

どんぐり


こまっちゃんが東京に帰省して1週間。めそめそしてみたり、やたらテンション高かったり、すごいわがままになってみたり。保育所の先生に「たくさん抱っこしてあげてね」と言われて、こちらも振り回されて気づけなかったけど、抱っこするようになったら随分情緒が落ち着いた。朝「保育所に歩いて行きたい」というので徒歩で向かうと、家を出て3歩でとにかく木の実を取るのに夢中。紫の実や、棗や、花や、すでに手のひらがいっぱいで「3個までにして」と言ったどんぐり拾いは永遠に終わらず永遠に保育所にたどり着けなそうだったので、ついに「そこで拾ってて!車取ってくるから!」と車で登園。翌日は早く起きて早めに出たので、今度は袋を持って再び拾い拾いしながら、歩いて保育所へ。雨が降ったり、むしむししたり、寒かったり、くるくる変わるお天気。でも晴れると、本当に楽園かと思われるくらい気持ちよくて、隣の島のところどころ紅葉している山が美しく、今年の秋は夏と秋と冬の感じが混ざったような不思議な感じ。ついでに頭も今がいつの季節か分からないような気分で変。ついでに普段少食でいいともちゃんの食欲スイッチも入ってしまったようで、やたらお腹が減る。とにかく女二人でのんびり過ごしている。美味しくご飯を食べ、楽しく遊び、8時半には寝てしまうみくりん。

2019/10/08

10月の臨時休業のお知らせ

10月の
24日(木曜日)、
25日(金曜日)、
26日(土曜日)は、
店主の東京帰省&出張のため臨時休業させて頂きます。
どうぞよろしくお願いいたします。

ピクニック


日曜日はだいたいこまっちゃんとみくりんの二人は温水プールに行くのだけど(このプールの更衣室が温泉の脱衣所と繋がっていて、水着を脱いだらそのまま温泉に入れるので、温泉に入ってくるというコースが最高なんだそうだ。ともちゃんはプールがあんまり好きじゃない)、この日曜はやっと!少し肌寒かったのでプールは止めてピクニックに。おかずはおにぎりと卵焼き。おやつはコーヒー豆を買ってドリップして、かりんとうと早生みかん。いよいよ柑橘の島、トップバッター早生みかんが始まりましたよ。今年は異常気象だって近年は毎年毎年言われてるけど、秋なのに暑すぎたり、台風が多かったりで、これから実る糖度の高い比較的新しい高級品種が割れてしまうらしく、農家さんの気持ちを考えると胸が痛む…。これでは品種改良も良し悪しじゃなぁと思えてきたり。ピクニックした公園から多々羅大橋まで歩いてすぐなので、橋まで上ってみた。翌々日は家族揃って歯医者にかかり、夕食に尾道でタイ料理を食べる。みくりんがパクチーや優しい味付けにしてもらったフォーを美味しいと言って食べるので、初めてのタイ料理を美味しがってもらえて嬉しい。夕食後、こまっちゃんが一ヶ月以上行きたいと言い続けていたカラオケに1時間だけ行った。みくりんはレット・イット・ゴーとかパプリカとか歌って、初めてのカラオケもとても気に入ったみたい。ともちゃんは6年振りくらいで、壁2面にプロジェクターで歌詞が投影されているのでびっくりした。大三島は今イノシシの被害が多くて、夜も家の周りをうろうろしている。世代が進んで、集落に出てくるのがなんだか怖くないみたい。野犬も増えている。その辺をうろうろしている。我が家にいる虫も増えている感じがする。自然とか野生生物とかを感じる日常の中で、カラオケとかタイ料理とか東京にいた頃は珍しくも何ともないものが、今の生活では特別な生活のメリハリを感じさせる体験になり、そんなに変わってしまった自分の生活が面白くも不思議に思う。島の生活は本当にノイズが少なくてシンプルで、だからこそ街で島に無い娯楽の体験がくっきりと濃い。なんというか、みくりんの初めてがあるから余計になのだけど、上手く表現できないのだが…小さなものが彩る人生が前よりずっと味わい深い。そして、一口に「田舎暮らし」と言っても、本当に田舎はそれがどこで何があるかによって千差万別だと今はよく分かる。

2019/09/25

5歳なり


台風も無事に去り、みくりんのお誕生日が来るということで、みくりんが欲しいと言うビーズを買いに橋を渡る。最近はいいお天気、夏と秋の空が入り混じって毎日とてもきれいな昼の雲と夕焼け。最近は『お子様ランチ』に目が無いみくりんに(滅多にその機会はないのだけど)、飛行機の形のお皿にのったお子様ランチを食して頂き、お友達が持っていたという『アクアビーズ』なるものを購入。わたしが子供の頃には無かったこのアクアビーズ、色んな色の丸い小さな玉を並べて、水をかけると溶けてくっつくというもの。どういう原理?何で出来ているのか?かけた水が乾けば出来上がりで、出来上がったものを水につけると溶けてバラバラになるという。買って帰ってきて以来、熱心に創作に励み、毎日数個ずつ作っているみくりん。こまっちゃんがともちゃんにも、美味しそうなワインをプレゼントしてくれた!ありがとう。実際にとっても美味しかった。

2019/09/16

限界を超えていけ


旧暦8月15日、満月の土曜日未明、この辺りで地方祭と呼ばれている秋祭りの1日目が始まる。夜中の1時、「一番太鼓」という太鼓と笛の行列が集落を回り、二番、三番、と一時間ごとに鳴る。ともちゃんは毎回目が覚めてびくっとなる。獅子舞の主人公の小・中学生達は、午前3時に化粧を開始。みくりんが参加する保育園児の獅子舞グループは午前6時に集合。今年はみくりん、去年とは別人のように踊りも獅子舞の回りを回る「おたふく」の役も見事にこなす!約2時間の道のりを途中数カ所舞いながら歩き、「御旅所」と呼ばれている集落の中の小さな神社がゴール。ともちゃんはそこでもう、朝の8時で一仕事終わった感じでへとへとなんだけど、御旅所で合流する小・中学生とこまっちゃんを含むサポートの大人達は、そこからが長い長い祭りの始まりなんである。体力や気力のピークを何度も何度も超えて、日の暮れるまで交代で舞い、叩き、吹き続ける。ともちゃん、午後の3時間だけみくりんと、一軒一軒回るのについて行ったけど、翌日足が上から下まで筋肉痛だった。これまではただただ子供達がすごいと思っていたけど、みくりんが小学生になるのが近づいてくるにつれて、ともちゃんに当事者意識が芽生えるにつれて、未明から日暮れまでサポートし、歩き、夜はご飯を食べさせ、「これ保護者の役割の方、つとまるかな…」と心の底からお母さん方に敬服の念を覚えた。今年も祭りの最後に顔に好きな絵をペイントするお手伝いをして、ともちゃんはここの集落の子供達が本当に本当に可愛くてたまらない。朗らかで、ピースフルで、サポートし合って、顔には出さないようにしてるけど、このお手伝いがとっても嬉しいのです。今年我が家で舞ってくれた獅子舞のメンバーは、わたし達が大三島に来て経った時間分、彼らからの思いとわたしが持つ思いが大きくなっているのを感じて、空間が感謝の気持ちでいっぱいになった感じがした。全然関わりのない違う場所から来たわたし達だけれど、本当に気さくに寛大に抵抗なく祭りの輪に、世代を超えても住む場所が離れても共有して持てるものがいっぱい詰まっているところに、受け入れてもらっているんだなあと思った。

2019/09/11

今年も宿入り


祭りの満月の土日に向かって太っていく月。連日夏日で、朝は秋の雲、昼から夜は夏の雲。連日あるお獅子の練習に参加した先日、終わって帰ろうとする頃、ともちゃんが手首にかけた手提げ袋からみくりんが持参したリコーダーの先っぽが飛び出していて、手がそれに触れたとたん、吹き口から細いムカデがするっと出てきてガブッと噛まれた。ともちゃん、初めてムカデに噛まれた。ぎゅーっとひきつれるような痛み…。まわりのお母様方に処置を聞いて、石鹸で洗ってお湯をかけるのがいいらしいというので、家に帰ってすぐやってみた。後から調べたら43度以上の熱で毒素のうちのタンパク質の酵素が失活するらしい。41度以下だと却って毒が浸透してしまうらしいけど、ともちゃんはそのくらいの温度のお湯で流してしまったと思う…。それでも1時間後お風呂に入る頃には、「はてどっちの腕だっけ?」と痛みを忘れているくらいだったので、蚊よりも害が長引かなくていいじゃないかと思った。腕がぱんぱんに腫れる人もいるらしいので、たまたま毒の軽いケースだったのだと思いますが。それにしても、みくりんが笛を吹いて口を噛まれたりするのでなくて本当に良かったよ!!笛は気をつけよう、リコーダーはもう止めようと思った。というわけで、今年も宿入り(こちらは去年の:宿入り)。日暮れの後、太鼓と笛を鳴らしながら、ろうそくの入った提灯を持って集落を巡る。星がきれいだった。祭りの練習が始まると、あれよあれよと本番がきて、そこから年の瀬まであっという間のような気がする。

2019/09/04

ものすごいやる気


先週より集落のお祭りの練習が本格化して、我が家から歩いてすぐの集会所では毎晩お獅子の練習が行われています。小学1年生から獅子舞に参加して、簡単な役から徐々に難しい役になり、中学生くらいから笛や太鼓を担当します。なので去年まで保育所で一緒だったお友達が毎晩頑張っているのもあり、近所の保育園児が見にくるのもあり、すごい意気込みで練習(の見学)に臨むみくりん。太鼓の音が聞こえてくると法被を用意して、リコーダーを用意して、準備万端で「行くよ!おかあさん!」。お祭りの笛は横笛ですが。ともちゃん、今年は笛を吹いてみたり太鼓を叩かせてもらったりしたけど、難しい!笛は高音が出ない。出し方はトランペットなどと一緒で、指使いは同じだけど息を入れる鋭さを強くすることでオクターブ上の音を出す。太鼓はバチを2本持つのだけど、太鼓に正対して左右対称に持つのでなくて、斜め下方に向かって、片手は裏手?横から?右手と左手で違う向きでストロークするっていうのが難しい。みくりんの地域の祭りデビューはまだ先なので、ともちゃんも長い目で練習しようと思う。

2019/09/02

9月の臨時休業

12日(木)…通常通り営業
13日(金)…地方祭準備のため開店時間が12:30からになります
14日(土)…地方祭のため臨時休業いたします

9月は大三島の各集落で獅子舞が家々を回る地方祭があり、我が家も地域のお祭りに参加させていただくため、店舗を休業させて頂きます。
どうぞよろしくお願いいたします。

2019/08/30

溜まる洗濯


1日の中で雨、晴れ、雨、晴れの大三島。きゅうと涼しくなる。満潮近くで海水が上がってきたお店の前の水無し川。野犬がちゃっぽんちゃっぽん歩いていた。何してるんだろー。ここら辺は野良猫より野犬の方が圧倒的に多い。空が明るくなって地面が乾いてきたかと思うとスコールみたいな雨が降って、昨日は営業中一瞬停電したりしたもんだから驚いた。本州や四国で強い雨雲が流れていても、瀬戸内海は別の風が吹いているのだろうか?島の方にはあんまりやってこない。ときどき千切雲みたいな雨雲がやってきて、向こうは晴れているのに大雨を降らせたりする、がすぐに止むのである(その代わり台風が瀬戸内海に入ってしまうとなかなか抜けないらしい、やっぱり瀬戸内だけ気流が違うんだろうか)。毎朝山々からもくもくと水蒸気が上がって、ふわふわと雲に合流して、関東育ちのともちゃんには見慣れない景色なので毎回、不思議だなあ、きれいだなあと思う。田んぼの稲も刈り取られ、稲わらが干されていた、毎日雨に濡れてるけどね…。島の収穫は早い。9月のお祭りに必要なしめ縄をなうのに稲わらが必要だからだろうか?朝、サイレンが鳴って、島内で起きた火災に消防団の出動を要請する放送が流れた。そしてしばらくして、無事に鎮火したという放送が流れる。消防団は地域住民の組織で、こまっちゃんも消防団員だ。ともちゃん東京で子供の頃消防署の隣に住んでいたから、早朝でも深夜でも時間を問わずサイレンが鳴っていたし、隊員に場所や規模を知らせる構内放送も毎日良く聞こえた。毎日どこかで知らない誰かが火事に遭っているものだと思っていた。でも火事は全然日常じゃないし、そこにいる人はどこかの誰かなんである、という当たり前のことを、今やっと知っているんだなあ…。

2019/08/18

秋の虫の音


大三島に直撃すると思われた台風も無事去り、お盆の営業も無事終え、ゆっくり体を休めた日曜日。台風が通り過ぎた木曜日は臨時休業にして、お店のガラスにもベニヤ板を張り、これまで見たことないくらい1日に何度も何度も雨雲レーダーをチェックして、どれだけ大変なことになるんだろうとびくびくしてたら、風も雨も静か。保育所をお休みにしたみくりんがあんまり暇そうだったので図書館に連れて行ったら、道すがらのお店も戸を塞いだり砂袋を置いたりして臨時休業、図書館も臨時休業、傘のいらない静かな午後をアイスだけ買って家に戻ってきた。翌日から晴れ。先週あたりから今週のお盆にかけて、帰省の方が多く来て下さる。帰省の方にお店に来ていただけるのは、なんだか売り子をしていてとても楽しい気持ちになります。島が随分変わったとおっしゃる方が何人かいらっしゃったけど、わたし達がここ数年感じていた「島がこれから変わっていきそうだ」という感じが、今まさに変わっている最中で、どうなっていくのか、どこがゴールなのかは分からないしそんなものは無いのだろうけど、人が何かアクションを起こして一つずつ時間をかけて変わっていく、変わっていく原理みたいなものに常々触れている感じはあるなあと思った。ここでは人一人の心の持ちようが実際に島の風景を変えていくのが目に見えるから、ということは自分の心のあり方と10年後の自分のいる場所の風景が繋がっているのだ、と思うこともできる。東京にいた頃は自分が変わっても、グレても荒んでも聖人になっても、世界の何も変わらないと思っていた。今は、自分がそこにいて周囲の人に嫌な感じを残さない者、何か空気の中に感じの良いものが残るような者を目指していけたらいいなあ、と思う。

2019/08/04

しまなみらしい夏遊び


遅い梅雨が明けたと思ったら連日急に暑い日々。お店にいらっしゃるお客さんも口々に「暑い」とおっしゃる。日曜日のみくりんはこまっちゃんと二人、因島のスライダーのある市営プールへ。数日前から因島のプールと水族館に行くのを楽しみにしていて、前日の朝から水着を用意して、夜は寝付けなかったくらい。朝も早〜く起きて、揚々と出かけて行きました。水族館は無料で入れる福山大学の施設で、数日前友達と偶然訪れたともちゃん、ヒトデやナマコを触ったりして楽しんだのだった、しかし日曜日はお休みでありました。そこでプールの後は、去年の夏行き損ねた伯方島のイルカを見に。とても近くで見ることができて、二人とも大満足だったよう。ともちゃんも一緒に行くつもりだったのだけど、夏バテ気味なのか、今週は常にぼんやり頭が痛い。お家で大人しくしておりました。自宅の台所は小さな小さなアリの大行列が出来ていて、またこのアリとの攻防の季節が来たか…。蝉も今年は随分遅かったけど、残響が聞こえそうなくらいマックス音量でじゅわじゅわ言い、家の壁には洗濯物についていたのか手のひらサイズのエメラルドグリーンのバッタが。夏は命の濃い特別な季節という感じがする。今年は始まりが遅かった分濃密なのか、長かった梅雨とのギャップにくらくらする。

2019/08/01

8月の臨時営業と高校生割引

※追記
8月15日(木曜日)は、台風のため臨時休業いたします。
ご迷惑をおかけします。


お盆中の営業日は、
14(水)、16(金)、17(土) ※15(木)は台風のため休業
となります。
通常の営業日に加えて14(水)に臨時営業いたします。
どうぞご利用ください。
※他の週は通常通り木、金、土、の営業となります。

また8月の2週目、4週目に、高校生割引を実施したいと思います。
高校生割引実施日
8月/8(木)、9(金)、19(土)、22(木)、23(金)、24(土)
大三島の高校生のみなさんには、2割引で購入していただけます。
お会計時に申し出てくださいね。

2019/07/23

28(日)営業します

7月28日(日曜日)臨時営業いたします。

普段の日曜日は定休日なのですが、大三島インターすぐ、まるまどのお店より車で3分ほどの「多々羅しまなみ公園」にて「サマーフェスタinかみうら」が開催されます。
近隣の「戸板海岸」にて魚のつかみ取りが出来る立て干し網や、道の駅敷地内にて出店があったり、夜の20時半からは花火も上がりますよ。
どうぞ合わせてお立ち寄りください。

営業時間 11:30〜18:00
(売り切れの場合は18時より前で閉店することがあります)

念願の花火


雨降ったり止んだり降ったり止んだり。みくりんが「はやく夏にならないかなー」と言って、もう夏だよと言ったものの雨ばかり降って「違う、海とかに入れる夏よ!」と言われ確かに夏っぽくない。晴れだと農家さんは全ての畑に水を撒かなければならないということを知ったり、雨が降らないのが続くとダムの貯水量を心配したり、人の暮らしが天候と共に連動してあるということが、今年初めて実感としてはっと、確かにそうだと思えた。雨でも晴れでも台風でも人は同じように同じペースで機械のように影響されずに機能するのが都会で仕事する人が求められることだったから、本来人は雨の日と晴れの日では体の状態とか精神の状態とか違っているのだから晴耕雨読みたいに出来たらいいのだろうけど、それは理想の夢のお話だと思っていたから、カメハメハ大王の歌みたいに、「風が吹いたら遅刻して、雨が降ったらお休みで」と言ったら言い過ぎなんだけど、でも「晴れの日と雨の日で内容がすっかり変わる」という仕事のあり方が、頭では屋外でする業種などそういう人もいるだろうと知っていたけれど、そういう生活をする人生について、本当には理解していなかったみたい。お天気って、人間がどうすることもできない大きさのものじゃないですか。ましてや瀬戸内のお天気は、海と島々の位置の問題か天気予報が本当に当たらないし、予報もどんどん変わる。天候というどうしようも人が変えられない大きさのものに、毎日影響されながら生きる生活。どこかぽっかりと明け渡して、緩めて、さっと体を動かして対応できる柔軟さやシャープさ。島の人に生き物としての頼もしさみたいなものを感じる秘密が少しだけ分かった気がする。ちなみにパン屋さんのお仕事は、雨の日も晴れの日もあんまり変わりません。

2019/07/15

1年分の運動


金曜日、お店を閉めた後櫂伝馬の2度目にして最後の練習。こまっちゃんは夜は翌日分の仕込みをしているので、子守する者のいないみくりんにも船に乗ってもらって練習。いっしょうけんめい「よいさー!」と声を出して、夕暮れから日が落ちるまで1時間、怖がらずに乗ってえらかった。それにしてもハードな練習で、丘に上がると体が震えて力が出ない。土曜日、同じくお店を閉めた後は町民運動会。みくりん、園児の部で出場、ともちゃん、ハリケーンに出場。夜はお友達が泊まりに来てくれて、お土産を大変美味しく頂き、楽しいお話をする。日曜日、鶴姫まつりで櫂伝馬レース本番。雨天だったけど、漕いでるタイミングではほとんど晴れていた。レースの結果は残念でしたが、櫂伝馬には何だか不思議な魅力があり、もっと「漕ぎ」を理解したいなと思う(年間に2時間では難しいか…)。日曜日、用事で三原へ。尾道から少し広島方面に行ったところが三原。帰りは3人でお腹いっぱいご飯を食べて、尾道で甘味を食べて帰る。初めて石臼で大豆を挽いてきな粉にして、初めて本わらび粉のわらび餅を頂く。どんなに弱っていても美味しく感じられそうな優しい食べ物だった。連休最終、尾道の商店街は賑わっていた。

2019/07/07

手にマメだ


まるまど日記には毎年何度か櫂伝馬の記事があるのですが、覚えておいででしょうか?今年もやってきた櫂伝馬、ともちゃん今日は1年ぶりにその練習に行ってきました。普段汗をだらだらかきながら仕事をしているけれど、屋外の炎天下で何かをするようなことはない、運動もしていないし、今日は暑い中1時間船を漕いで大丈夫なんだろうか…そして終わってみると去年よりきつい。来週末行われる、そして毎年7月に行われる「三島水軍鶴姫まつり」というイベントで、瀬戸内の水軍が使っていたらしい櫂伝馬という船のレースがあるのです。大三島の各地からもいくつかチームが、そして近隣の島々からも参加チームがあり、1日がかりでトーナメントが行われます。練習は今日と来週の計2回、計2時間で本番。他の熱心なチームはもっと練習しているのかな…?1年の中のたった2時間強なのだけど、全部が木で出来た船で、水面近く、力一杯叩かれるドラム缶の音を聞きながら(本番は本物の太鼓を使う)、櫂の飛沫を浴びながら、10人で声を出して汗をいっぱいかくのは、なんだか1年の中でも特別印象深い時間なのです。大三島には宗方(むなかた)という地域が特に櫂伝馬の風習がよく残り、経験と技術がいる太鼓と梶はどのチームも宗方の渋いお兄さま方が引き受けてくれます。宗方に移住して数年の男の子も梶を練習させてもらっていたな。宗方漕ぎと名前のついた漕ぎ方があり、私たち女子は普通のボートのオールのように櫂を使うのだけど、宗方の男性陣は水に櫂を入れる時、ほとんど垂直になるように立てるのです。すごーく力がいるので年2時間の練習では出来るようにならない。男性陣の漕ぎは迫力があります。それにしても船の上で見る宗方のおじさんたちが渋くてかっこ良すぎるので、本当はその写真が撮りたかったな…。

2019/07/04

雨降って地固まれ


農家さんが「農家始めてからこの時期こんなに長く降らなかったことがない」という期間を経て雨。今日は晴れ。朝はもうもうと山と海の向こうで水蒸気が白く湧いていた。先週お店に来てくださった島のおじいちゃんに「いいこと始めたね。ずっと買いに来れるように、繁盛して長く続けてね」と声をかけていただいて、これまでしてきた仕事で、こういう風に肯定されたことってあったっけ?パン屋を始めてから何度かそう言っていただけるので、本当に、温かい方々に囲まれているんだなあと思う。有難いです。今週お店で使う用の超ヒップなお野菜を持って来てくださった農家さん母子。フォトジェニックな二人。バリカンで刈り上げようとしたら旦那に嫌がれるという互いに似通った経験で、「旦那にそんな権限あったかな…?」の疑問に心の底から共感。「刈り上げたいけど腰までの長い髪が欲しい」にも共感。手間は心底いらないんだけど、装いたい心なのでしょうか、そんなお年頃です。島のあちこちでぼんぼん咲いている紫陽花もそろそろ終わりだろうか。朝涼しく、昼蒸し暑く、エアコン付けると湿気寒く、相反する空気に鼻水が止まらない。お店の外壁によく見たら蛹が3つもあって、一時期そこかしこに大群でいた毛虫は孵ったようです、蛹は全部空だった。今は期間限定で羽蟻が大量発生中。毎年の出来事で、夜車に乗ろうとしたらフロントガラスにびっしり付いて驚いたことがあったけど、皆数日で死んでしまう。なになに?あれってシロアリなの?

2019/06/18

帰省から戻りました


1週間ほど、こまっちゃんとともちゃんの実家のある東京へ行って、帰ってまいりました。今回は特にみくりんの成長を感じる帰省だったなー。思った以上に寒く、雨、急ごしらえの装備で傘が飛ばされそうになりながら、靴がびしょ濡れになっても頑張って歩いて、駅のホームや電車の中ももう走り回ったりしないし、知らない人に話しかけない。別れは元気良く「ばいばーい、また来るねー!」と何度も振り返りながら手を振って、曲がり角まできたところで「うわーーーん」と涙をぽろぽろ流して泣いていた。連れて行った子供向けの室内の遊び場も、昭和記念公園の遊具も、立ち止まることなく遊び続けて大変楽しんでいました。島暮らし5年目で、東京を離れて5年目。都心から郊外に至るまで、海外の方が随分増えていて驚いた。国籍も多様で、中近東の方々や、韓国や台湾あたりの若者達が多くなっていたのが印象的。昭和記念公園、多摩育ちには子供の頃から遠足で行ったり馴染みのある公園だけれど、あんなに色々見所ある立派な公園だとは思ってなかった。東京の森の匂いがした。こまっちゃんは実家のサポートをしっかりと、ともちゃんは毎回帰省のタイミングでイマイチになる体調のせいで自分の実家で静かに、別々に過ごして、さて、お店の準備です。

2019/06/08

臨時休業のお知らせ

6月の13(木)、14(金)、15(土)は臨時休業いたします。
営業再開は20(木)からとなります。
どうぞよろしくお願いいたします。

2019/06/03

しまなみ開通20周年


なかなか怒涛の5月でありました。ゴールデンウィーク、運動会、週末のイベント、ついにみくりん約一週間の咳&発熱。保育所ではみんなマスクをして同じ咳をして、同じ風邪が大変流行っていて可哀想であった。6月1、2日にしまなみ開通20周年のイベントが近くであり、STU48のうちの6人が来るというのでともちゃん独り見に行った(病み上がりのみくりんと看病のこまっちゃんは留守番)。自衛隊のバイクと、トラクターに乗せさせてもらって、一人じゃ恥ずかしくて乗れなかったけど、友達が乗ってたから混ぜてもらって、その高さと簡素なスタイルに非常に!興奮した。勢いで他の友達(男性4人、うち小学生2人)にも勧めたりして。ファッションじゃないミリタリー。メットも帽子も被らせてもらう。南極の氷にも触らせてもらう。気泡がたくさん入っていて、太古の空気が凝縮したものらしい。すーすー吸ってきた。汚染されていない綺麗な空気の味がした。帰宅後、ともちゃん、なんだか変な咳が出始める。

2019/05/22

We will rock you


日曜日は小学校の運動会。保育園児もいくつかの演目で参加するので、ともちゃんとみくりんも小学校へ。こまっちゃんはイベント出店で因島(いんのしま)。終わってみると、集団行動で独自の動きをしがちだったみくりんが、ふつうに演目をこなしていた。成長したなー!徒競走がとても速かったので、足の遅いともちゃんでなく足の速いこまっちゃんに似たみたい。雨降って快晴。海も透明できれいだし、緑もどんどん濃い黄緑色に輝いている。駆除対象の外来種オオキンケイギクが、海辺の空き地にだだだーっと満開。ツバメちゃんやトンビが飛び回っている。月はびかーっと地面まで明るく照らすし、朝は鳥がオーケストラのようにサラウンドで鳴いている。今年の春は豆系が豊作だったみたいで、スナップエンドウやグリンピースが素晴らしく美味しく甘く、毎日たくさん食べた。近所のあちこちの畑で、夏野菜に切り替えるべく土が更に戻されている。夏になっていく大三島で、ゆっくりゆっくり成長するともちゃんとこまっちゃん。

2019/05/15

初夏


島は今、みかんの花のとってもいい香り。特に朝と日が暮れた後。日が暮れると空気がしっとりしまうので、仕事で洗濯物が遅い時間まで取り込めない日はしょんぼりしてしまうけど、日中は焼けるようだった日差しだったのに、辺りが暗くなると空気が冷んやりして、触れそうに濃く香る柑橘の花の香りは、今だけの特別!風が心地良く、買い物帰りに海を見ながらアイス食べたら気持ちよさそう!と思って車をぴゅーん、海辺の道路脇へ。窓を全部開けて、アイス、溶けちゃう、海と、アイスと、自分を入れて写真を、うまく撮れない、溶けちゃう前に、などとやっていたら全然アイスの味が分からないまま食べ終わってしまった。ハーゲンダッツの新商品…。向いてないなー!インスタグラマーみたいの。イメージの段階では最高だったんだけどな。イメージ以上のものを体験出来るように、まだまだ修行じゃな。先週はテレビの取材と今週は雑誌の取材と。いつも通り出来なくて、いつもと違う条件なんだから「いつもと同じように」じゃいつもと同じに出来ないということに気が付き。大きな視点と大きな心を持ちたい。今月はイベントもいくつか。こまっちゃんもともちゃんもバイトちゃんも頑張る。ところで先日、「おかあさん、うしろー!」と言われて振り向いたら壁に大きな大きなムカデが。春が過ぎてから3匹目。きっとこの家のドンであったのであろう、何年も生きてたんじゃ?小、中、大、ときたので家族だったのだろうか?5月6月は産卵シーズンで捕虫しに人間の居住エリアについ出てきてしまうらしい。これで打ち止めにしてくれ!!お願い!!

2019/05/05

休日の3人


今日はお店は定休日なので、家族3人で大山祇神社に参拝に。神社の裏手にある生樹の御門にも詣でる。いいお天気!花々が咲き乱れ、毛虫が方々でぶら下がり、蜂が一生懸命頑張っている。インター寄りの道の駅の近くの絶景ポイントで開業したテイクアウト専門のコーヒー屋さん。絶景って知ってたけどやっぱり絶景。農家さんがやっているランチのお店に久しぶりに行ってお腹いっぱい食べる。車も自転車もたくさん。日差しもたくさん。観光地とも言えるし、基本的にはのどかな集落群、大三島のこんな時は方々のお店はフル稼働で、コンビニの駐車場は夜もいっぱい、棚もガラーン、の、ゴールデンウィーク終盤。

2019/05/02

草伸びる伸びる


ゴールデンウィーク、まるまどのオープン日は雨降っていたのが晴れ。島は紫の花が最盛期、ツル科の雑草、藤、アヤメ、アスパラみたいなやつ、などなど。昨日は買い物に行こうと島の中心部のスーパーに行こうとしたら渋滞が起こっていてびっくりした。スーパーで会ったご近所さんの「正月並み」との言。令和元年で大山祇神社に参拝する方の渋滞なんだろうか。スーパーの向かいの藤公園でおいなりさん買ってみくりんと食べる。長い藤棚の濃い蜜の香り!夕方前から今度はインターに向かう車の渋滞。お天気悪かったのでコインランドリーも大賑わい。偶然ランドリーに居合わせた島の女子仲間と3人(+みくりん)で、乾燥機かけている間コインランドリー向かいに今月オープンするサイクリストホステルの内覧へ繰り出してみる。さらにそこにやって来る島の女子仲間1名(+ベビーちゃん)。ともちゃん、島の中に仲間が増えているなあ!という思いと、お洒落な宿の内装に、島の変化の足音を聞いているような心持ち。

2019/04/18

ゴールデンウィーク中の営業について

ゴールデンウィーク中も、通常通り「木・金・土」の営業となります。
ゴールデンウィーク中の営業日:4/27(土)、5/2(木)、5/3(金)、5/4(土)
(※4/25、4/26も営業しております)

店舗入り口の駐車スペースが限られております。満車の場合は、井口港への駐車をおすすめしております。店舗より徒歩2分ほどです。

2019/04/17

ハッピーバスデーその2


島で暮らし始めて1番想像していなかったことは、草。と虫。冬の間しーんと静まりかえっていた庭だけれど、今時期の草達は見る間に種類が増えて、すごい勢いで伸びる。草が伸びると洗濯物を干すのに支障が出るので、頑張って少しだけ整える。このままでは家が侵食される、家を守らなくては!の一念。先週は2〜3mmだった毛虫が今週は2cmくらいになっている。躊躇わず踏み潰せるのは5年目の賜物かな。伸びた雑草の穂先にはアブラムシがびっしり付いている。日陰にある枝を落とすとふわ〜!っと羽虫が飛び立つ。今年は虫が多そうだ。去年豪雨だったから、子孫を残せモードになって増えてるんじゃないかなあというのがともちゃんの予想。この世界は虫と植物の場所なんだなあ、その中に人間の場所を間借りしているだけなんだ、と外に出てみると良く思う。そしてこまっちゃんのお誕生日。ケーキを買って、数字のろうそくを立ててお祝いする。

2019/04/14

ハッピーバースデー


昨日はともちゃん、誕生日だったので、こまっちゃんがお夕食を予約してくれる。美味しくゆっくり頂いてその間、みくりんは子供達同士でおもちゃコーナーで楽しく工作などして、まるで結婚前のデートのようにお食事を満喫する。たすかる!!最後のバースデイケーキのプレートに書かれたチョコレートの文字に興味を持つ子供達。「どうやってやったの?」の問いに、きちんとコルネの作り方を説明して、チョコを入れて、お皿を用意して、学びて時に之を習うという、なんとも素晴らしい教育を目の当たりにする。大喜びで絵を描く子供達。そして熱心にカリカリ食べていた。今日は雨で、大量の洗濯物をやっつけにコインランドリーで頑張るともちゃん。桜、散っちゃうかな…まだもう少し桜気分で浮かれていたいのだが。という訳で、明日はこまっちゃんの誕生日である。

2019/04/09

桜桜


島のあちこちであんまり桜がきれいで、絶対お花見しなきゃと思ったけど、もっと…1日中でもいたかったなあ〜。たくさんの桜の木、新緑の山や地面、海が見えて静かで、本当に幸福な場所。まるまどは無事に1周年を迎えることが出来ました。これまでやってきたことが、これからも続けられるように、丁寧に仕事をしていきたいと思います。みくりんが、ともちゃんが入っていたトイレのドアを開けて「ねえお母さん、歌聞いて!」と言うので、「聞くからドアを閉めて歌ってくれる?」と言うと、戸の向こうで歌おうとしていたを急にやめて、「ねえ、ドアを開けて〜 心配してるの〜」と、アナと雪の女王の挿入歌を歌ってきた。面白い子だなあと思った。4月から元地域おこし協力隊の同期の妻同士にして、島の友達の吉野かぁこさんがやっている、コミニティラジオの番組に参加している。ともちゃんは5分のコーナーをやっているのだけど、1週間のうちでたった5分話すためだけでも、毎日能動的に生きている(そうしないとネタが無くなってしまう)感じがして、スリリングでもあり、生き生きしている感もあり。

2019/03/29

おニューの


やっと導入しました、お店に自転車スタンド。おニューのスタンド、そしておニューのエプロンじゃ(プレゼントありがとう!)。ともちゃんは絶不調を乗り越えて快調に、そしてみくりん絶不調、発熱。みくりんはこの写真の後、こまっちゃんのお昼寝している合間に、なんと自分で髪をセルフカットしておった…小さいお子さんいる方はあるあるかもしれませんが…。最近みくりんに子供用のハサミをプレゼントしたんですよ。随分上手になって、女の子の絵を描いて、それを何故か切り抜いたりして、腕を切り落としちゃったりして、「上手くいかんかった…悔しい…!」などとさめざめ泣いていて、かわいい!などと思ってたらば惨事。なんだけど、翌日保育所の先生に「散髪したの?」と聞かれるくらいやたら上手に切っていて、前頭葉の部分だけカッコ良く短くカットしていた、あれ…?なんか既視感…。そうだ、それは、ともちゃんが20代に長くしていた髪型だった。みくりん曰く「前髪がじゃまやった」のだそうです。

2019/03/22

開・放・感☆


先週、えっちらおっちらやっていた確定申告をば無事提出!起業して初めての確定申告。提出期限の3日前だったので混むかなあと思って、図書館で借りた本を2冊携え、ドキドキして税務署へ。3人くらい待ってすぐ順番が来て、可愛い大学生のアルバイトみたいな女の子達が優しくにこにこ対応してくれた。こんなことってあるんだ…!ってくらい役所で優しく扱われて、想像していたより遥かに快適に何事もなく終わったものでつい、移住して良かった〜!と思ってしまう。それが終わったからなのか何なのか、ともちゃん、3日後、絶・不・腸☆。先日の夜半、年明け初めての春雷が轟き、だんだん虫が起きてきて、彼岸桜が咲き始める、お彼岸。昨夜は夜遅くに帰ってきたこまっちゃんが大音量でイチローの引退会見をリアルタイムで聞き始めて、寝ていたともちゃんは目が覚めてしまう。しかしどうしてイチローは応答も立ち居振る舞いもあんなにかっこいいんだろう?いつでも対話の相手その人自身と対等に接しているように見える。たまにしか見ないんだけど、たまにイチローを見ると、自分も同じ日本人で嬉しい!と思う。

2019/03/10

新しい道具


曇り、曇り、晴れ、晴れ、雨、雨…。2日ずつくらいで雨と晴れと曇りが1:1:1。googleでまるまどの評価コメントを書いて下さっているステファノさん、大三島で彼にコーヒーの淹れ方を教わる機会があって、その時に彼が使っていた道具をついに購入した。スケールにタイマーが付いている。スケール1台とタイマー1台あればいい話なのだが、「いいよ、買いなよ!(それで美味しいコーヒーをちゃんと淹れられるなら)」と言ってくれるのがこまっちゃんのいいところ。イタリア人の彼が教えてくれた淹れ方は、今まで自分が知っていたやり方とは大分違う、エスプレッソの国ならではの、なるほどなあ!と思う淹れ方。この淹れ方が合う豆があれば、お店で(万が一)コーヒーの注文があった時、淹れるのに色々合理的で、もちろん美味しくもあるので、導入に至りました。昨日の夜空は、星がうるうるしているみたいに瑞々しい星空であった。春の夜の匂いって分かるでしょうか?少し甘いような、少し酸っぱいような、微生物の発している香り。少しむずむずするような。そして車で行くために順番で、先にともちゃんが大三島の白ワインを一人頂く。昨秋収穫して仕込んで、先月解禁になった大三島のブドウのワイン、白のボトル販売はもう売り切れちゃったんだって!

2019/02/28

あっ…れ?


今日で2月も終わり。お店の入り口にかける用の3月のカレンダーを作らなくっちゃなあ、とそこではた、何かおかしい。31…?今更気付く…?先週の土曜日は大三島の特集をした番組が放送されて、友人のお店や、宿や、まるまども取り上げて頂いたのでした。これまでもテレビで取り上げて頂いたことはあったのだけど、大三島では映らなかったり、一部でしか映らなかったりだったのですが、今回は島内で映る局だったので、方々で「映っとったよー」と声をかけて頂く。我々、自宅にテレビが無いもので、局の方から送って頂くデータ待ち、まだ観てません。気になるなあ。ところで、我が家やお店のあるエリアに新しい宿が出来るようです、2軒!

2019/02/17

グラウラー?グロウラー?


こまっちゃんが欲しかったグロウラー。生ビールを持ち運ぶ専用の容器です。島の友人が作っているクラフトビールをお店から持ち帰る目的で買ったので、届いた週末早速使ってみる。これが…素晴らしく美味しくて、生ビールそのもの!日曜日。保育所がお休みのみくりんは、いつもはこまっちゃんとデートしているのだけど、ここのところ休みに休めていないこまっちゃん、今日も忙しくしているので、ともちゃんとぬりえをしたりレゴをしたりして遊ぶ。遅い散歩に出かけ、ぬいぐるみと絆創膏と水筒を持って自転車に乗り、出発してすぐに近所に住んでいるお友達に会い、彼女とその姉兄の遊びに混ぜてもらう。ともちゃんも混ぜてもらった。縄跳びが10回も飛べない。ボールおにごっこ(鬼が投げたボールに当たった人が次の鬼)が、5分で心拍が限界に達する。その後、小学生と本気のバトミントン。小学5年生の時バトミントンクラブだったともちゃん、ハイクリアとかドライブとか教えてあげる。我ながらどっから目線なんだっちゅう。しかして運動神経抜群の彼とは互角の戦いであった、ともちゃんは十分楽しんだ、明日の筋肉痛が怖い。

2019/02/12

どこにでも咲く


今日は弓削島のまるふ農園の優くんが、農園に研修に来ている大学生女子を連れて突然来てくれる。「朋有り遠方より来たる、亦た楽しからずや」を地で行く、お店の漆喰を一緒に塗ってくれた優くん。遠方って言っても弓削島だけど。女子大生、見ているだけで潤うなあ〜。硬式野球女子&最近運動しているらしい優くん、羨ましい…。冬の寒さでか、PCのやりすぎか、体が固くてバキバキで痛いともちゃん、体を動かしたい、島のバレーボールチームに入ってバレーがしてみたい!バレーボール、中学の体育でしかやったことないんだけどさ。「何故、わたし達が今の生活を選んだか」。取材でよく聞かれることだけれど、その都度ぴったりくる言葉を選べるかどうかというと難しい。時々きちんと話す機会があることも、聞いてくれる機会があることも、とても有り難いことだと思う。今日はみくりんが、将来自分が産む子供は「わっぱ」という名前の大きい男の子だという話を始めて、みくりんが生まれる前は一緒に遊んだけど、今は遠いところにいてみくりんから生まれるのを待っているらしい。その後話は「やっぱり女の子。わっぴー」「あれ、名前なんだっけ」などと支離滅裂になってしまうのだけど、話しているときの物語感とか、臨場感ある現在時制で話す感じが面白い。ところでともちゃんは、3年前に一緒にタッグを組んでラジオ番組を作った朋友と、また何かをやれそうな予感。面白いことが出来るように、生活の中で感度を上げてかなくっちゃな。

2019/02/03

節分


今週はテレビの撮影あり、初めてのバイトさんの勤務あり、色々あってもちゃんと日々が過ぎていく、そんで2月。日曜日、家族3人で車に乗っていたら峠道の歩道にでっかいイノシシの親子が4匹くらいで連れ立っていた。後部席にいたともちゃん、慌ててカメラを取り出して、後続車もあったので、山に駆け込むイノシシたちにすれ違いざまシャッターを切る!したらばこんな何も写ってない写真に。真ん中の黒い影(小、大、小)が恐らくイノシシ親子の後ろ姿なんじゃないかと思う。そうだったらいいのだけど。紅梅がきれいですね。ともちゃんは初めて、じっくり全身、野生のイノシシを見ました。しかも昼日中でのんびりした雰囲気。年末帰省した際に動物園で飼育員さんの手から餌をもらっているイノシシを見たのですが、全然違った。野生の親はもっとずっとずっと大きかった。あの生き物のお肉を頂いているんだなあと不思議な気持ちになりました。今日は何度も、「鬼が来たらどうしよう…」と言いながら過ごしたみくりん。保育所にも鬼が来たのだそうだが、「泣いた真似しただけ!」と言って、それって泣いたってことじゃないの?年長さんは保育所に来た鬼について、「ニセモノやった。人間やった」とのこと。1歳2歳違うと随分違うものです。今日の夕ご飯では、関東では食べたことのなかった恵方巻きを初めて頂きました。本来は節分にはイワシも食べるんですって。塩イワシなど。美味しそう。

2019/01/27

お天気雪


木曜日、掲載して下さるフリーペーパーの、モデルさんを含めた撮影チームの方々がお出で下さる。モデルさんの着ていた衣装に個人的に心を掴まれたともちゃん、お話からすると多分私服の、キュートなセンスのパーカー女子がうちのパンを食して下さっている絵なんて、くくく…萌え…。これがまたお洒落なフリーペーパーなのですよ。今週は3ページもまるまどを掲載して下さったタウン情報誌の発売日だったこともあり、土曜日は県外の方も多くいらして下さったような気がしました。そして突然の吹雪、からの晴れ。こんな晴れの合間に視界が白くなる程雪が吹雪く。毎年のこととはいえ、やっぱり不思議な瀬戸内の景色。いよいよ冬本番か?空気がすっとクリアになって、星がびゃーっと見える。

2019/01/23

子供のセンス


今までの経験だと、1月の半ばから2月の半ばにかけてが、1年で1番寒い。その期間は和室の障子が紙で出来ていることを理不尽に感じるほど部屋が暖まらない。でも今の所、まだそこまで行っていないし、今日は突然梅の花がぽこぽこ咲いているのに気がついて、お庭も温いし、このまま寒くならないで春になってしまうのかしら。みくりんは保育所でカルタと神経衰弱が楽しかったらしいので、家で自作のカルタを作り、こまっちゃんがネットで神経衰弱のカードを買った。神経衰弱はなかなかいい勝負。ともちゃんが勉強していると「わたしも勉強したい。どうやるの?」と言うので、ひらがなの練習をするか聞いてみると「こ」「ぽ」「ぱ」を書きたいとのこと。なんでそのセレクトなんだろう?謎だけど面白い。ひらがなの練習の後はピアノの絵を描いて(ペダルもついていた)、即興の歌を弾き語りしていた。確かにわたしは、彼女にレチタティーヴォで話しかけることが以前からしばしばあった、けども、4歳でもう即興で歌えるものなのね、「ぱーぱん(ともちゃんのこと)とどんぐりがお風呂に入る」の歌を歌っていた。しかもわりかし長い。

2019/01/15

ぽっかり


祝日、こまっちゃんの大学時代の友人が遊びに来てくれました。お昼前に来てくれたので、一緒に、わたし達も久しぶりの鷲ケ頭山(わしがとうさん)へ。風もなく、お日様もあって、ピクニックには最高の陽気。見晴らしの良いところでサンドイッチとコーヒーを食し、鷲ケ頭山から尾根を歩いて、安神山(あんじんさん)の山頂まで。鷲ケ頭から始まる尾根へはすぐ近くまで車で行けるし、ガレ場もあるものの半分くらいは舗装されている道だし、みくりんも張り切ってとことこ歩く。今回初めて安神山まで行ってみたのだけど、眺めはもちろん良く、瀬戸内の多島美を見ながら、軽く汗をかくちょうど良い行程。山頂には大山祇神社の御神体という説のある小さな小さな祠がある。その祠の裏側に、ぽっかりと空間が拓けて、ふかふかの草が生えて、ここだけ風が吹かずにぽわぽわと暖かい、何とも気持ちの良い空間があった。ここがその写真なのですが、少しでも気持ち良さが伝わるでしょうか…。随分長い間、大雨で山道が崩れて通行止めになっていたのですが、この尾根歩き、風が強いとしんどいと思うけれど、お天気が良ければ本当に最高。いい休日でした!

2019/01/05

今年もよろしくお願いいたします



帰省から島に戻って、今日は仕事始めでございました。年末年始はこまっちゃんとともちゃんの実家がある東京で過ごす。みくりんの為にTSUTAYAでアナと雪の女王を借りてもらったら、5、6回は見ていたみくりん。一緒に借りたラプンツェルは怖かったらしく、出だし30分阿鼻叫喚だったので視聴断念。ともちゃんの妹まーちゃんは、前からアナとハンス王子の「とびらを開けて」という歌を男声とデュエットで歌いたいという願望があったのだそうで、男声じゃないけどともちゃんがまーちゃんがバイトに行っている間にハンスパートを練習して、姉妹デュエットを完成させる。大三島に帰る頃には、みくりん、セリフも込みでいつの間にかハンスパートをマスターしていた。念願だった凧揚げもしたし、毎日のように公園も行ったし、おせちも伊達巻とかまぼこと黒豆ばっかり食べて、みくりんは至福のお正月でした。島に戻るとやっぱり空気がきれい!星がたくさん。いいお天気の中初詣に行って、カメラを持って行かなかったので翌日はカメラを持って氏神様のところへ。長い階段を始業初日の中学生たちが駆け上がってきて、なんだか良かった。大山祇神社で巫女さんのバイトをしていた高校生や、中学生に、ちらほら知っている顔があるのが嬉しい移住生活4年目。今回の帰省、東京の印象が今までと少し違ったな、子供に付き合って子供とその親のいるような場所にばかり行っていたせいだろうか、なんだか人々の表情といい、以前より少し暮らしやすくなっているような気がする。気のせいなんだろうか。こまっちゃんには「ともちゃんの心が丸くなったんだよ」と言われた。