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2018/09/28

10月の臨時休業のお知らせ

10月の
18日(木)、
19日(金)、
20日(土)、
は、帰省のため臨時休業させていただきます。
店主母の看病のため、1〜2ヶ月に1週休業させていただいております。
どうぞよろしくお願いいたします。

懐メロ


十二分に満喫したお祭が終わる。三ツ矢サイダーとしろくまに嵌った夏が終わる。明日が雨で台風が近づいているなんて信じられないような、気持ちのよい快晴。朝のみずみずしい感じや、夕方雲の筋や山の稜線の見え方など、一番星のきらりと光る様子など、本当に空気がきれいなんだなあと思う。お店のある日は、接客の合間にコーヒーを淹れてこまっちゃんのパンを噛み締め過ごす(今日は初めて焼いたグリッシーニだった)。みくりんは無事に4歳の誕生日を迎え、保育所でも誕生日会をしてもらい、嬉しそうにしていました。車のオーディオが突然iPodを認識しなくなって2日経ち、しかし朝エンジンをかけると突如CHARAの「やさしい気持ち」をチューンしてきてびっくりする。あんまり久し振りに聴いたので学生時代が走馬灯のように流れたね。何も知らないみくりんは、「女の子?かわいい〜」だそう。しかし何だか良かった。お店の前の川底に花が咲いていた。

2018/09/23

祭2日目じゃあ


祭の日、日付が変わるに合わせて、一番太鼓と呼ばれる鳴り物の音が響き渡る。夜中数時間おきに集落を通り抜ける太鼓と笛。未明、衣装を着つけて化粧をばっちり施した子供達と、サポートする大人たちが、太鼓と笛を鳴らしながら神社へ向かう。神社でご祈祷と獅子舞の奉納が終わると、今度はそれぞれの家を一軒ずつ回って、家の前で獅子舞を回す、それは2日間に渡る。なんとも大変な工程、偉大な子供たち!そしてOBもたくさん。祭に合わせて帰省し、太鼓の演奏を手伝ってくれる。ぶっつけ本番でちっとも太鼓のリズムを忘れていない若者たち。みくりんも土曜日は朝6時に集合、保育園児による踊りと獅子舞をご披露して奉納する(はずだったのだが、気まぐれな彼女、輪から外れて殆ど踊らず…)。土曜日の午後、我が家に獅子が来てくれて以降はずっと、獅子のお兄ちゃんお姉ちゃんたちが一軒一軒回るのについていくみくりん。飲み物を積んだ軽トラがしんがりにいて、お菓子を食べ放題のように振舞って下さり、かつて食べたことのない程の量のハイチュウで胃をいっぱいにしていた。獅子舞に参加するのは小学生から。役割のない保育園児たちはただただ楽しそうに大人や若者たちの中を、細い集落の路地を、途切れことなく続く太鼓と鉦の音の中を、友達と連れ立ってはしゃいでいる。ここに引っ越して経験する4回目の地方祭。かつてしばしばみくりんと遊んでくれたお兄ちゃんが中学生になって会うことがなくなり、祭の練習で再会して「みくりん、よく遊んでもらった○○くんだよ」と教えても、「違うよ、ぱーぱん間違えてるよ!」と、同一人物だと認識出来ない程の成長期の変わりようを目の当たりにすると、目の前の小学男子たちがきっと同じような変貌をして、OBみたいな青年になっていくのだなあと、それを見ることが出来るかもしれないって、なんだかすごく幸せだし感動的だ。そして今じゃれあっているちびたちが、いずれ獅子を回す役になり、もし新しい赤ちゃんが集落からいなくなってしまったら、そこで終わってしまうものなんだ、と、コミットして、愛着を持って、初めてリアリティが出来る、赤ちゃんの存在を無条件で歓迎する気持ち。

2018/09/19

宿入り


今週土日の祭り本番をひかえ、火曜日は日没後、太鼓に掛け声をかけながら笛を吹き鳴らして集落をまわる「宿入り」と呼ばれる儀式。本番で使用する烏帽子と兜を太い竹竿にきれいに吊るして、太鼓も同じようにして男連中が運び、数カ所で獅子を舞います。何故宿入りと言うんだろう?提灯の中には本物のろうそく。祭りは祭りの日だけが祭りにあらず。みくりんも一緒に回って、「おーりゃ、えっさっさー」と声を出していました。それにしても連日の練習、子供たちはすごい。みくりんを始めとした出番のない園児たちの、疲れを知らない遊びっぷりもすごい。夜、人がたくさんいて、友達もいて、太鼓で聞こえないから大きな声出しても怒られないし、楽しいだろうなあー、だが目が離せない。

2018/09/17

9月の臨時休業のお知らせ

9月22日(土曜日)は、地方祭に参加するため、店舗休業いたします。
どうぞ宜しくお願いいたします。

露草満開


昨日はこまっちゃんの友人家族が近所のキャンプ場に泊まりに来ていて、その夕食にお呼ばれ。海を望んで炭火を囲んで、子供たちも楽しそうで、キャンプ場も全体的に家族連れで賑わっており、何故自分たちもテントを持ってこなかったのか!と悔やまれるくらい、いい雰囲気のキャンプ場だった。知らなかった。今週も営業を無事に終え、週1回の保育所での祭りの練習に参加。わたし達が住んでいる集落では小学生から中学生が中心の子供獅子が祭りの中核で、こちらは約3週間前から大人達の指導の元毎晩練習しているのですが、それにはまだ役割のない保育園児には、ここいらの集落の園児だけで集まってちょっとバージョンを変えて、保育園児だけの獅子舞を舞うのです。地域清掃の家並み役に参加し、中学校の運動会をちらっと見、イベントにフードの納品を終え、夜7時半、太鼓の音が聞こえると喜び勇んで集会所に向かうみくりん。1年で1番大きなお祭、地方祭は今週末。1年に2度ある住民による地域の清掃は、ゴミを拾ったり、道脇の草を刈ったり、「やなぎやく」と聞こえて「柳役」だと思っていたら(参照:カリカリコッペサンド計画)、「やなみやく」で家並み役だった。4年目の真実。

2018/09/10

美味なる果実


なんだか落ち着かなく気が散じているような一週間。日本中あちこちで色々なことが起こって、今年は大変な年だ。みくりんは今月行われるお祭りの練習が始まって、楽しそうに踊っている。勢い余って部屋の端から端まで使って踊っている。子供の関心事が移り変わっていくことの健全さに、なんだか救われる思い。今年も黒いちじくはやっぱり美味しい。

2018/09/05

おならこまち


日曜日、みくりんが行きたがっていたうさぎ島こと大久野島へ。こまっちゃんは初めて。うさぎちゃんにエサをあげるのが楽しいのだけど、家にキャベツみたいな葉野菜が無かったので港務所にて売られていたラビットフード100円を購入してフェリーに乗る。お天気も良く、日差しは強くも風もあり、大三島の盛港からはあっという間。さすがにうさぎ達はほとんどが木陰にいたけど、元気な子うさぎがたくさん。ここのうさぎ達、ただ見るだけと、手に持ったエサをうさぎがはみはみしてくれる振動で「交流している感」を感じるのとでは癒され度が全然違う!みくりんは人参スティックを持参している人に話しかけて分けてもらったり、落ちていた大きなキャベツの芯なんかを拾って食べさせて満喫していた。急に少し涼しい風が吹くようになり、我ら夫婦は揃って鼻水が止まらなくて、うさぎ島はテッシュ箱を抱えて歩く。こんな体質まで似なくてもいいのになー。しかしこまっちゃんと話しながらふと見ると、最近は顕著にガタイが良くなって、首から下が違う人に入れ替わったみたいになっているので目が驚く。肩とか腕とか胸とかの輪郭が知っているこまっちゃんと違っている。体って応えてくれるんだなあ、すごいなあ。