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2018/11/26

大洲→内子


日曜日は大洲の「城下のまちびと」というイベントに出店。すったもんだありながらも何とか出店準備を整えて、日曜日の朝6時に自宅を出発、愛媛県の大洲に向かう。大三島からは車で2時間くらい。普段は出店出来る程のパンを用意するのが難しいので、イベントのお誘いを頂いてもお断りしているのですが、今回はこの夏深刻な被害のあった大洲で、主催者側の地域おこし協力隊が頑張っているということもあり、ちょっとでもお力になれればと参加させて頂きました。古い町並みの道沿いに並ぶテント、趣あるあちこちの立派なお屋敷内に展開する店々、町を広く使って88店舗が出店し、人々は大正レトロな衣装で参加するという広大なイベントは壮観でありました。見たことのないクラシックカーや、生ライブ、そして出店者さんの出されているものの、どれもこれもクオリティーが高い!そして出店者さんも、とっても魅力的な方々。みくりんはエネルギーの大爆発、あっという今にたたたたーと走り去り、親の目の前から消え、探しても見つからず、数分後はライブステージの一番前の席で他所の方と手拍子して楽しんでいる事多数…。ライブ、甘いもの、射撃、ゲーム、人力車にも一人で乗り、誰よりもこのイベントを楽しんでいたと思います。夜は車で30分程東に戻ったところにある内子にて1泊。大洲といい内子といい、朝はしっとり霧につつまれる幻想的な地形。朝食前の散歩は何とも言えず良かったのですが、そんな内子も賑わっていた大洲も一枚も写真を撮っていない、ああ…!しかしこの町々の魅力は一見にしかず。土曜日は夫婦ともへろへろだったけど、大洲も内子もまた絶対に来たいなと思いました。内子のお宿のチェックアウトが待ちきれず、外に出ようとしたりドアにはさまってみたりするみくりん。

2018/11/12

一段上がったような


朝、準備中のお店のテーブルにカンパーニュとバケットが並んでいるのを見て、「パン屋さんみたいだなあ!」と思った。ついにパン屋らしいシンプルなパンがまるまどに並ぶようになりました。ただでさえ固いパンより柔らかいパンが好まれる島において「買う人がいるだろうか?」と心配していたのだけど、ことバケットに関しては「より固く」「固くないと!」というご意見を頂き、リアクションの多さに驚きながら、毎回調整しながら試験販売しております。土曜日は、ともちゃんの小学校の同級生がお店に来てくれて、朝から到着が楽しみでありました。尾道から自転車で来てくれて疲れを感じさせないタフガール達。かっこいい。日曜日は、大三島の宗方(むなかた)の集落を少しだけ散歩。わたし達の住んでいる井口(いのくち)とは山々を挟んで反対の、日の沈む側。また違った美しい景色にほうっとなる。そして、ところで、ともちゃんの肋骨はやっぱり折れていました。2週間経ち、大分痛みが引いて、折れたことを忘れている時間が増えてきた。

2018/11/05

3時の光


家にあったぷりっぷりの肉厚のほうれん草を見て、「サグマトンが食べたいなー…」と思った。東京にいた頃行ったカレー屋さんのあの味…こちらではスパイスから作ったカレーはみくりんが食べないし、マトンも売っていない。そして、そういうちょっと特殊な美味しいものや、珍しいものが手に入るのが都会の幸せではあるけれど、その幸せはやっぱりプラスαの幸せで、ベーシックなところを満たすものとは違うんだなあと、ふと突然気が付いた。お庭の勝手に生えている実の写真。お庭に光がいっぱいなのがちょっとでも伝わるでしょうか。他者に親切にしたり、困っている人に手を貸そうとする時、ここの生活では同じ土地を共有しているからという他に特に理由は必要ないけれど、都会の生活では相手との距離感に迷うことがある。どんなものがその人の基礎の部分を満たすのか、それは人それぞれだけれど、空気のきれいなところで、自分の中の自然を肯定するような生き方がしたかったわたしにとっては、この土地がそういう生き方を許してくれて、受け入れて下さる周囲の方々がいて、満たされているから自然と感謝の気持ちが湧き上がって、「感謝することが出来る人生」を始められたことだけをとっても、島に来ることが出来て良かったと思う。

2018/11/04

自称肋骨にヒビ入ってる


今日も快晴。日曜日はみくりんを連れて、3人で大島のマルシェへ。会場のバラ公園は秋バラが最盛期で、後ろの山も光も素晴らしく美しかった。この光につつまれている感じを写真に写せたらなあーと思う。知っている方々がたくさん出店されていて、お昼ご飯をどれもおいしくお腹いっぱい食べる。先週の水曜日、風呂場で転けてあばらをしこたま打ったともちゃん。痛みの感じからしてヒビ入ってるんじゃないか…と思いながら、病院に行けずに3日間営業、きっと動きが変だったと思う。こまっちゃんの新しいバケットが始まり、始めて間もないインスタグラムをこつこつ続け、みくりんは土日お外で体をいっぱい動かして、とうとう灯油ストーブにスイッチを入れた夜でありました。