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2025/12/08

柿と牡蠣

 


今年は柿の成り年だったそうで、お声をかけて頂いて、初めて柿もぎをお手伝いした。高枝切り鋏というのかね?ハサミの側と、切った枝を掴んで離さないピンチの側と、両面あって、非常に長く伸びる。これがまた…重い!ずっと頭上目掛けて操るもんだから、伸ばせば伸ばすほど、コントロールがぷるぷるして、きつい!でも頑張ったら頑張った分だけ柿が取れるわけだし、手前の柿を取ると、こんどは奥の柿が取りやすい風に見えてくるので、また頑張ってしまう。翌日筋肉痛。柿は、洋一くんがジャムにしてくれる。わたしは、春菊と柿をバルサミコ酢でマリネに。大好物のおかず。先日お店にいらしたご主人が、「大山祇神社の門が新しいのは、豊臣秀吉に焼かれて壊れたのを直したからだ」というお話を教えてくださった。最近は温かくて、紅葉が鮮やかで、山がまるごと色づき葉の落ちていくのを、やっぱり今年も不思議な気持ちで眺める。西日本だなあという感じがする。イチョウがぴかぴかの黄色に染まって、雲ひとつない青空を背景に降り注ぎ始めた。秋がクライマックスです。こんな穏やかな日が、本当にご褒美みたい。しかし瀬戸内の牡蠣は今年は壊滅状態だそう。