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2021/11/21

近景




大三島の牡蠣が美味しい季節になりましたよ。まかないが美味しい。これで白ワインかスパークリングワインがあったら完璧。しかしお昼休みにそういうわけにもいかない。なんとも立派な渋柿をいただいて、これはさぞ美味しい干し柿になるだろうとせっせと干したら、もう!なんとも!最高の出来!今年は乾燥具合が良いのでしょうか、カビも生えず、中がとろっとろ。久しぶりに来客を迎えて、島の楽しみの一つ、夕焼けを久しぶりにちゃんと見る。海面の色の色々が美しく、波による色の揺らぎが美しく、ため息。そして段々と染まってきた山々。毎年恒例の、向島の「餅代を稼ぐ市」、相変わらずネーミングセンスが面白すぎる。土手で木に囲まれていると、しんとした空気、いい匂い、芝生で子供たちの遊ぶ声。お皿、ブローチ、イヤリング、コースター、人が作ったものを身の回りに置いて、作り手の魂の一部に触れながら暮らすことができるのは、淋しくないし、生活の中のほっとするすてきな要素。一年に一度しか会えなくても、3年目、4年目、と回を重ねるうちに、とても親密なような、ごくごく細くともしっかりしたつながりがあるのが、見えるような気がして、じんわりと嬉しくなる。