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2025/08/31

夏休み 、最終日

 


夏休みの間、ともちゃんはみくりんと一緒に、2つのワークショップに参加した。ひとつは図書館で、ショートショートを書くワークショップ。もうひとつは、美術館で、オリジナルキャラクターを考えるワークショップ。どちらも小学生向けだけど、一緒に行ったら参加させてくれたので、ありがたく子供達の中に加わらせていただきました。紙粘土…久しぶり!!元気してたか!限られた時間、創作することだけにぐぐっと濃く集中することを強いられる時間、脳がいっぱい糖を使って、終わったらふらっとする時間、しかもそれが子供と一緒にできるなんて、同じ内容に取り組めるなんて、子供、成長したなあ…!すごいなあ…!今年の夏はしろくまをいっぱい食べた。いつだったか、何年か前も夏の間、しろくまを食べるブームがあって、お腹を壊していた。今年は壊さなかった。そして、なんてことだ…一度も海で泳がなかった!瀬戸内の海に失礼だ…。

2025/08/07

イベント出店します

 


8月11日(祝・月)、愛媛県松山市の県民文化会館にて行われるイベントに、出店させていただきます。

県民文化会館

https://www.kenbun.jp/event/2730/

マチボンさん

https://www.instagram.com/p/DL4qK3lz8Q-/?img_index=1

まるまども以前載せていただいた、素敵な「マチボン」さん主催のイベントで、なんと、屋内です〜よかった〜。かつ、夕方開催。がんばります。すてきな出展者さんばっかりです。すてき〜!美味しそう〜!!

毎日お弁当

 


みくりんが夏休みの宿題を頑張っていて、お習字を、こまっちゃんとともちゃん二人がかりで教えたり(まず読み方から間違っている)、ポスターを描くのに、ステップを3回に分けて、延べ3日かけて描く計画を聞いたり、読書感想文の課題図書を一緒に探しにいったり、彼女の成長を横でお手伝いするのが、なんだかとても楽しいのだが。今までになく楽しいのだが。10歳っていう年齢が、なにか、ともちゃん的に琴線に触れるものがあるんだろうか?最近のみくりんは、100%悪口だけでできてる歌の歌詞を、一生懸命覚えて歌っている。コンビニに行くと、プリンが何種類もあるじゃないですか。一体、どれが美味しいんだろう?と思うじゃないですか。みくりんとともちゃんで、美味しそうなのを一つずつ選んで、お家に帰って食べ比べをした。なんだか…無茶苦茶楽しいな…!お互い美味しいと思ったのは自分が選んだ方であった。味覚はひとそれぞれ。先日、初めて正岡子規の本(「仰臥漫録」)を読んだ。愛媛の人だから読んだんだけど、色々感じ入ってしまった。それ以降文学づいている。

2025/06/09

こ、今年が半年終わるのか…!?






新学期始まると、当分盛りだくさんでね。行事ごとも学校へ行く用事も多い。ひとまずそれも区切りがついた!区切れたら梅雨!梅雨来訪か!?一枚目はダイスケくんのお店。この日はプレオープン初日。外の木に当たってふらふら揺れる西日が、炭の煙で美しく揺れる線を描いていた。思いがけずビールのお恵みを頂戴して、ハンバーガーとポテトと最高。ご機嫌で帰る。徒歩ですぐそこだから、自宅。自宅の近所のハンバーガー屋さん。楽しみである。まるまどのバンズも、わたしが聞く限り好評。みくりんもお店を手伝ったゴールデンウィーク、その最終日。ともちゃんが布団で昼まで死していると、枕元でしくしく泣き始めるみくりん。「どこかに連れてってよう…」。急遽キャベツとケールの切れ端を持って、14時台のフェリーにて大久野島へ。小雨。カフェも空いててのんびり。子うさぎがたくさんいて癒された。尾道の船の前。古い鉄はやっぱりかっこいい。大山祇神社の御田植祭。みくりん、早乙女の任務を頂戴し、謹んで参加させていただく。600年以上続く神事だそう。なんとか着付けができて、ほんと、肩の荷が降りる…。丈は若干短かすぎたが…。後頭部に「のし」を逆さまにつけるんですよ。きれいにつけることができて、大変満足です。その後、全校生徒参加の小学生の相撲大会。がんばりました。蟹の季節。今年は少ない気がする。大人しく様々な角度から写真を撮られる家の前の蟹。モデルの素質があるかもしれん。


2025/05/12

カーネーションありがとう

 



母の日前日、「少し早いけど…」と、みくりんがカーネーションをプレゼントしてくれた。え!わたしに!なんといい子…そんな風に育てた覚えはないのに…。母の日のプレゼントをもらったのは初めて。そうか…わたし、母だったか…!そうか…もう10年くらいずっと母だったか…。不思議な感じ。みくりん、背もぐんぐん大きくなって、だいぶ目線が近づいてきました。靴のサイズは、もうすでに一緒である。桜の季節が終わってしょんぼりすると、島は新緑でぴかぴか輝いて、百花が地面を覆い始める。自宅のキッチンの扉の向こう、裏の空き家はジャングルになる。野ばらが咲いています。見えますか…?一瞬のお祭り騒ぎだったゴールデンウィークが終わって、すっかり静かな島。集落に新しく発足したバレーボールチームに参加して、新しく島にできたお店にお邪魔して、薫風が爽やかで、難読でなかなか読み進まない本を図書館で借りて、やっと島の暮らしに両足、地についている感じを得てきている気がする。1年のルーティンと新しく加わる新鮮な体験を、日々楽しんでいます。

2025/03/30

つくし

 



みくりんは春休み。公園にできた新しいブランコをチェックしに行かなくてはということで、ともちゃんとお弁当持っておやつ持って出かける。寒い!そして桜が一気に開花。島の東側では、我々の住んでいる西側より桜が早いんだろうか。山の麓の公園は、ソメイヨシノから陽光桜から、枝垂れ桜から、各種桜が植えてあるので、大変美しい。これからが見頃という感じ。島外から帰ってきてるのだろうか、こどもらもたくさんいた。そこから歩いて図書館へ。先日は、「つくしを食べた」という人の話を聞いて、慌ててつくしを探しに。もう育っちゃってる、と言われたけど、まだたくさん生えていてみくりんと狂喜。つくしって美味しいよなあ〜。今治で、心の痛む火事が長く続いて、消防団に所属する島の方々も出動された。大変ご苦労様でございました。バリバリと雷鳴轟く雨が降って、人の力の及ぶ範囲を超えた火の力、水の力を大きく感じました。

2025/03/19

4人でもぐもぐ

 


寒の戻りってやつか。寒いぞ!パンの試作と試食でじっくりお話する。わたしたちが引っ越してきて10年。10年前と、ここ数年が、全然雰囲気が違う。そんな話をほうぼうでしている気がする。大三島。都会の生活とまるで違うシステム、まるで異国のように違う価値観で人々が暮らしているんだけど、その「意味」が分かるのには、やっぱり10年くらいかかるよな!都市から移住する人の人格は、最初の数年、キャピタリズムに染まってるんだけど、それって本人には自覚がないんよね。それが当たり前の世界で人格が形成されているから。島にはキャピタリズムとは違った価値観と価値基準がある。島で、土地と関わって、少しずつ責任を負ううちに、染み込んだキャピタリズムが抜けてくる。するとだんだん「その人」の本質が見えてくる。ああ、こういう生き方がしたかった人なのか。そこまでに10年かかる。ええ、自分の話です。先日は自宅でカラオケ大会とマインクラフトお披露目会をしたよ。ピザと唐揚げとビールで完璧。ここのところ一生懸命発声練習してたら、ミックスボイスがちゃんと出るようになった。YouTube先生に教わった。もっと若い頃に、舞台の仕事をしていた頃に知りたかった…。

2025/03/09

デートと言っても過言ではない

 



みくりんとともちゃんは、梅を追いかけて散歩。積極的に迷子になるように、未知の方へ向かって歩く。新しいお店ラッシュが再び訪れそうな大三島。ともちゃんとこまっちゃんで未知の体験をいっぱいする。まだきゅっと寒い瞬間があるけど、「冬が終わるぞ!」という気配をみんなで分かち合っている気分。「季節が変わりそうだ」ということが、共有している概念の中で一番大きく存在したことなんて、これまでの人生で一度もなかった気がする。自然の中に抱かれて生活しているんだなあ。わたしの無意識は調和しようと動いているんだなあ。土地のリズムと。太陽のリズムと。そのことによって動かされる体内の活気と。そのことで受け取る精神エネルギーと。今年はいろんな種類のみかんを食べてみようとしている。みようとしているっていうか、みくりんが1日にみかんを何個も食べるので、切らさないように買っている。今は雑柑の季節。いろんな名前のみかんが、た〜〜くさんあるんですよ。今時期は「せとか」が美味かった。そしてみくりんの一番好きな柑橘は…なんと、八朔だそう。渋い。自分でまるまる一個剥いて、一応、分けてもくれるが、まるまる一個全部食べよる。

2025/02/23

冒険、地図はない

 


一年のうちでいちばん寒い寒い時期を、やっとなんとか通り抜けたかな…!少しずつ春の匂いがする。眠い!先日は、冷たい強風の中、島をぐるっと歩くイベントで、小学生たちがちゃんとやりとげた。すばらしい。吹き飛ばされそうな冷たい風で、チェックポイント係の大人たちも必死であった。春の兆しを感じながら山の中を散歩。最近みくりんは、こまっちゃんと一生懸命進めているゲームの影響で、山の中でマインクラフトごっこ始めたらば、ちっとも前に進まん。小枝と石を、つるで結びつけて道具を作ろうとしていた。山道の途中で、しまなみ海道を支える、良いコンクリートの通路を見つけたので、グラビアごっこをしました。途中で、二手に分かれてみたり、小川にかかった丸太を歩こうとしてみたり、すごく楽しそうにして、良い冒険の旅だった。

2024/12/29

年末年始の営業

 年末年始は、通常の営業日通り、木・金・土で営業します。

今年も無事営業を終えました

 


今日はともちゃんがひとりで売り場の大掃除をしていましたら、こまっちゃんが近くのお友達のお店でハンバーガーを買ってきてくれた。ひとりで食べた。せっかくきれいに洗った白いカーテンを、どろどろの床に落とす…。今日はあんまり寒くなかった気がします。窓開けて掃除してても、寒く無いのでありがたい。昨日、無事に今年度の営業を終えました。いつも来て下さる方々に、おひとりおひとりご挨拶する時間が好きです。わたしたちがお店でお渡しするものは、ささいなものですが、それをやりとりしてわたしたちが受け取らせてもらっているものが、とてもいっぱいあって、とても満たされてる気持ちになります。大三島でパン屋さん、なんて良い仕事だろうか…こまっちゃん!やるな!でかした!お店を始めて7年目らしいんですが、あんまり信じられなくて、まだ、ついこの間始めたような気分です。「馴染んだね」と言って頂いた時、その時の言い方の言葉のニュアンスで、「本当に、そうなんだな」という感覚を持ちました。大三島に来て10年。すごーくすごーくたくさん、わたしの中のいろんなことが変わったけれど、何かが変わったというより、もともとあって出てきたかったものが、明らかになっただけなのかもしれません。みくりんも10歳。なかなか鋭角のユーモアを持つ子に育っております。来年はどんな成長を見せてくれるのか。我々も成長したい。みなさま、良いお年を。

2024/11/05

カルチャー月間

 



島の合同文化祭。園児の演目、小学校の図工の作品から、島内のカルチャー活動の発表の場となっており、まさしく文化の日に相応しい。みくりんは版画を掲示して頂いておりました。彼女は結構抽象的なタイトルを作品につけるね。島にはむちゃくちゃ達筆が多いなあ…とかねてより思っていたのだが、大三島は村上三島氏という書道の大家がおられたことと関係があるのか、公民館の書道サークルが、もう、すごいレベルに見える…。写真は、無料の書道体験させてもらったの。小学生の頃お習字を習ったけど、草書まで行かなかったともちゃんは、あこがれの草書を教えてもらいました。初めて書いた!難しい!ちっとも大河ドラマ「光る君へ」みたいにならんな!TV無いから見てないけど!楷書と全然コンセプトが違う筆の使い方なので、新体験でした。翌日の休日は、子供らと外で体を動かした。ひっさしぶりにキャッチボールしたけど、やり始めると「ちゃんと投げたいなあ」と思う。愛媛県のこと、全然何も知らないから、図書館の館内閲覧の郷土資料などを見て少しずつ勉強している。島のお祭りに絡めて、神道や、日本神話や、神話のルーツなんかも調べている。もっともっと知りたい。教えてくれる人、教えるのが上手い人って、本当は…人々の恵みだったんだなあ…。この年になって初めて思った。