家宝
こまっちゃんは、派遣の仕事の説明を受けに都心へ。
今日使おうと出してきたファイルの中に、かつて希望していた企業に送ったレポートと英文のカバーレターの予備が出てきた(参照:はじまりのこと)。
「これとこれは、家宝だから!」
その肯定感、羨ましい。
だが実際、オーガニック食品の輸入業を営む会社に送るために書いたレポートが、意外にも自分たちの今後の方向の軸になるものがちらちらしており、本当に何も無駄じゃなかったのだ。「Well-being」という概念が、オーガニック食品を食べる目的として提示されていて、わたし達はその概念を海外の論文から学んだのだが、これは「より良くあろうとする」「幸せ」などの意味で、質の良い食事の目的でもあるし、来週こまっちゃんが行く教育に関するシンポジウムでテーマになっている、学校多様性の目的でもある。
昨日こまっちゃんがお土産で買ってきたものの中に、ブックオフで100円だった2年前の雑誌があって、しょっぱなから「ダウンシフト」について書かれてあった(しかも書いているのはこまっちゃんの知り合いの方だった!)。みくりんの名前の由来であるところの、お伊勢の豊受大神宮のことも載ってるし、最近こまっちゃんがひっぱってくる情報には無駄がない。引き寄せてるのか。
結局派遣の仕事は、先方の都合で来週の木曜日からになった。
「どんどん先延ばしになってるな…」というのが不安に思わないでも無かったが、こまっちゃん、そろそろ地域おこし協力隊に応募する為のレポートを書き始めないとなのだ。むしろちょうど良かった。
いよいよ育休も最後だわね。