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2020/08/08

夏休みの旅行

今年の夏は帰省が出来ないので、家族3人で四国の旅行に行きました。高知県の四万十に2泊、四国カルストの高知と愛媛の県境で1泊。四万十川で川遊びがしたくて、選んだのは四万十川に流れ込む支流のやや上流。山間で、くねくね道を通って、きれいな川と森といつでもヒノキのような木の香りで、とにかく満たされた気持ち。川は冷たく透明で、浅くも深くも穏やかなところも急なところもあり、ともちゃんは足(と頭)だけ、みくりんとこまっちゃんはすっかり浸かって満喫しました。「四万十に行く」という話をしたら2人に勧められた「仁淀川」、全く知識がなかったのだけど、少しゆとりがあったので足を伸ばして、不思議と青い水が見られる仁淀川の、雨竜の滝を見に行く。車を置いて、ごつごつしたとてつもなく大きな岩の並ぶ川沿いを歩いて、岩のトンネルをくぐり、両サイドが高い岩の割れ目の間の暗がりに立つと、目の前に上から落ちてくる滝が。割れ目から刺す日の光が、1日の間のわずかな時間、その加減で滝の中に虹が見えるという、その見えている瞬間に滝の前に到着して、虹はすーっと消えてしまった。仁淀川でも泳ぎたいというので、こまっちゃんとみくりん、再び川遊び。本当に美しく緑がかった青の水の中で、身も心も浄化されたような気分。本当に素晴らしい川!見たことのないような景観、仁淀川はまた行きたいと思いました。そのまま四国カルストへ。高原が好きなともちゃん、一度行ってみたかった四国カルストは、高知と愛媛の県境で、山のてっぺんの尾根伝いに、木のない、白い石の点在する草原が広がっていて、もう夢のよう。雲がなかったらものすごい星が見えたらしいのだけど、あいにく一晩中宿は霧の中でした。放牧されている牛を見て、牛が大好きになったみくりん、「しろちゃん(群の中で一頭だけ茶色だった、他はみんな黒色)、くろちゃん、不死身ちゃん、ココアちゃん、チョコちゃん…」など一頭ずつ名前を付けていた。後ろ髪引かれながらカルストを後にし、通過する砥部で器を買って帰宅。大三島に帰ってくると、たった4日間の旅行で、すごく久しぶりに見たような、景色が新鮮に見えたのが不思議だった。島とは違うきれいな景色をたくさん見たけれど、4日振りに見て、わあ…大三島、きれいだなあ、と…。初めて高知に行ったともちゃんは、行って、「四国に属する島に住めて光栄だなあ」と思った。訪れた場所は今まで自分が知っているのとは全然違ったタイプの自然で、傾斜の急な山が折り重なり、森が豊かで、水がとにかく美しく、「ここに来れたのだから人生上出来だ」とまで思った。四国について、まだ何も知らないけれど、四国の魅力にすごく打たれた気持ち。写真は仁淀川です。