土曜日は遠くで降っている雨の手前で虹が、その雨雲がこちらの島を通り過ぎて虹が、2回現れる。写真はお店の窓から撮った虹のはしっこ。2日の満月から昨日の夜まで、毎晩とってもきれいに大きな月が見えた。家の東に面した大きなガラス戸から月が登っていくのが見えるのだけど、そして夕食中に突然にゅっと庭の向こうの畑の先の屋根の上から飛び出る月に、みくりんは気づくと大騒ぎするのだけど、土曜日のお店の営業が終わって、へとへとで、美味しいものを食べに行こうと隣の島に行って、帰りに海の上に長く影を伸ばしてぽっかり浮かんでいるのが月だったりするのは、何も遮るものなく、空と海とただ月の光だけが目に直進してくる景色というのは、やっぱりこの海辺の島でしか見られない景色かなあと思ってほうっとなった。台風が近づいているけど、今現在風が吹いているくらいで静か。とにかくまとまった雨が降っていないことに農家さんが困っているので、荒れはせず、しかししっかりと雨が降ったらいいなあ、と、それって人間の都合かしら。水を撒いても深く染み込む前に乾いてしまうんですって。