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2020/12/16
ももたろう、煙、
ある日、山のてっぺんのクリーンセンターにゴミを持って行ったら(毎週2回持って行ってる)、着いたところで車から煙がもくもく出ていて、「え…なんだこれ…」と思っていたら、クリーンセンターのおじさんたちが皆んな駆け寄ってくれて、ともちゃん車のことが全然分からないんだけど、ボンネットを開け、中を見て、下をのぞき、警告灯を確認し、トランクのゴミも捨てていてくれ、「すぐ持って行った方がええよ、ゆっくり走れば大丈夫」と、送り出してくれた。ああ…。なんて優しいおじさんたち!いつもいつもありがとうございます。車はラジエーター取っ替え、代車を貸してもらったら、みくりんが早速ぬいぐるみをフロントのところにぶっ刺してカスタマイズしていた。先日はみくりん、こども園の発表会。ここ2週間くらいの間、「お父さんが死んじゃったらどうしよう」「わたし死なない体がほしい」「死んでもまたお父さんとお母さんのところにみくりって名前で生まれたい」と言って、毎日めそめそ泣くのです。「お父さんがお父さんで、お母さんが同じ金髪で、同じお家に生まれたい、同じお家で台所が片付いているお家に生まれたい」と、泣きながらさりげなく自宅の台所が片付いていないことを指摘される。オーケー片付けようか。どうやら、発表会のももたろう劇で最後に歌う歌が、死ぬことを考えてしまう歌詞だったのだそうだ。それを発表会の前々日に聞かされ、原因が分かって腑に落ちるとともに、当日ずっと難しい顔をしながら一生懸命歌う我が子を見て、すごく歌詞をよく聞いて、感じて、毎日泣くほど感受性を動かして歌っているんだなあと思って、胸が詰まりました。詰まったどころでなく、カメラを構えながらぼろぼろ泣きました。今年はどんどん背も高くなったしね。夏110cmの服着てたのに、120、今130cm着てるもんね。おいおい。小学校は制服です。何センチ買えばいいんだか。ああ!小さな頃は、道路に飛び出そうとしたり、浜まで3mくらいのある高さの堤防で走ろうとしたり「あんた死んじゃうんだよ!」と言ったところで何ひとつピンと来ていなかったけど、成長している、本当に、人が成長しているところを見せてもらっています。