前回の日記を書いた夜。
ご機嫌で遊んでいたみくりんが、そろそろ眠くてぐずってきたので、寝かしつけようと横にすると、急に何かに抵抗するかのように、悲鳴を上げて泣き続ける。
「何かおかしい…」
何事だろうこれは…動物との触れ合いがまずかったのだろうか…と、何かぶつぶつでも出来てるかと泣き叫ぶみくりんの服を開いてみる。顔も身体も泣きすぎて蒼白に、涙で服もびしょびしょ。
その後、こまっちゃんがみくりんを落ち着かせ、寝かしつけるのに成功。夜は一度だけ起きて、嫌がって飲まなかったお乳を飲む。
朝、見た目はいつもの通常のみくりんに戻っている。が、2度、続けざまに酸っぱい匂いの黄緑色のうんこをする。
うちにある『整体的子育て』という本には、
刺激に敏感な赤ちゃんに、呼びかけもなくいきなりパッと何かをすることは、ときに強いショックになることがあります。そういうショックがあったときには、数日後に緑色の便を出すので、もしそんな便を見たら、ちょっと数日間の振る舞いを思い返してみると、思い当たることがあるかと思います。と書いてある。
みくりん…。わんこに吠えられて、動じてないのかと思ったら、動じまくってたんだね…高速で振動するものが、まるで動いてないかのように見えるがごとく…。とにかく刺激が強すぎたようでした、本当にごめん…。
申し訳ない気持ちと、泣き止ませられなかったことですっかり自信を無くして消沈のわたし。どう接していいのか分からない。常々、みくりんは手のかからない赤ちゃんだけど、それは我々親が素晴らしい訳では全く無い、勘違いしないように気をつけよう、と思ってたのに、たまたま会った飼い猫のことで悩んでいた人に「一緒に学びながら成長するパートナーとして、この子がわたし達を選んで来てくれたと思ってるんです」なんて言っちゃって、格言めいたことを調子に乗って、わーたーしー、おおお愚かしい!
色々分かってなかったな、と思いました。まだしゃべれない子供の様子がおかしくて不安になる気持ちとか。吠えられた後、わんこにぺろっとされて「へへ」とか言って笑ってたんだけど、ぺろっとは大丈夫かな…?!と思いつつこの世にはティッピちゃんがいるし、などと思った過去のあの時間が後悔と懺悔の渦になって、現在の自分が木の皮の小舟ように翻弄される感じなど。
こまっちゃんは仕事先から、休み時間に電話で、
「全然自信無くすことないよ、あなたは正しい反応したよ」
と言ってくれる。
吠えられても、みくりんが自分からわんこを触って、笑ってたのは良かったかな…考えてみたら手を伸ばして自分から何かを触るのは初めてだった。
吠えられて近づかせないでいたら、犬のことを怖いものとしか認識しなかったかもしれないし、楽しい気持ちも一緒に経験出来たから、怖い思いだけするよりも良かったのかもしれないし…。
えー、みくりんは元気です。
今日は二人でおんぶの練習、頑張ったのでよく寝てます。