日曜日は弓削島(ゆげじま)の「かみじまパンフェス」に出店してきました。大三島からしまなみ海道を広島方面へ2つ渡った因島(いんのしま)、そこから対岸の生名島にフェリーで渡って、佐島、弓削島、と橋を渡って行きます。生名〜弓削を含めた6つの島と19の無人島を合わせたのが上島(かみじま)町。島同士が橋でつながっていても本州から一度も船で渡らずに行けない島は離島と称され、上島町は愛媛県の離島群の町です。弓削島はわたし達が移住した当初から、イベントに呼んでもらって、出店者さんたちとも交流があり、思い入れのある島です。今回はついに、やっと、久しぶりに、弓削にパンを持っていくことが出来ました。こまっちゃんは朝までお店で徹夜で頑張って焼いてくれたので、皆さんがパンを楽しんで下さったらいいなと思います。前日まで雨で室内開催かと思われていたのですが、全店ほぼ完売という時にぱらぱら降り始めるという幸運、大盛況だったし、スムーズだったし、とても良い会だったんじゃないかなと思います。準備のご苦労の賜物でしょう…感謝。みくりんは開催直前に迷子。「お父さんとお母さんは『まるまど』の人です。連れて行ってもらえませんか」という文句を仕込んでおいたので、無事連れられて戻ってきました。イベントは、やっぱり肉体的にも精神的にもきついけれど、終わると「行って良かった」と思ってしまう。一晩降った雨は、翌朝は雲間から朝日がぴゃーっと差したものだから、あたりそこらじゅうがふわふわと光る水蒸気に包まれて、みくりんを保育所へ送るいつもの路地は光の道みたいになっていました。