ともちゃんの性格上いつかやると思ってたよね、お湯が出ない。こちらの生活では給湯に灯油を使う。家の外に大きなタンクがあって、そこに入れた灯油で湯を沸かして、お風呂や台所で使う。夜。みくりんと2人でお風呂に入って勢いよく水しか出ない。タンクが空なんである。みくりんに「ちょっと…冷たすぎる」と言われながら体を洗い、自分は水で髪を洗う。みくりんの頭にはヤカンで沸かしたお湯も使ってやる。洗い上がりはなんだかしっとり(べっとり?)で、非常に新鮮な体験であった。この給湯のシステム、防犯的にはアレなんであるが、給油をしてくれるお店に補充をお願いして「お代はいつでもいいよ」と言われることだとか、自分がこれまで知っていたカルチャーとのカルチャーショックみたいなものは、実はたくさんたくさんあって、都会の暮らしと島の暮らし何が違う?と言われて、何がってもう、全然違う。でも何が、とはひとことでは言えない。「他者」の定義か?ちなみにその後帰宅したこまっちゃんは、ストーブの中に残っていた灯油をタンクに追加して、お湯のシャワーを浴びた。先日のパーティー(参照:ドレス出しておく)は友人の結婚パーティーであり、とっても楽しかったらしいみくりんは「またパーティー行きたいな」と言っておりました。パーティーの時間にはその日降っていた雨が上がって、光が差す中あちこちの島々から雲が登り、海の上一面雲海のようにもやが敷かれて、見たことのない景色だった。ともちゃんもパーティーまた行きたいなー。